先輩・上司に相談しづらい時はどうすればよいのか?

 

売買仲介営業をやっていると、様々な問題にぶつかります。営業、キャリア、社内の人間関係…

誰にも聞けない悩みは売買仲介営業専門のコンサルタント・梶本幸治さんに聞いてみましょう。

今週は営業現場における、先輩や上司との付き合い方を深掘りします。(リビンマガジンBiz編集部)

 


上司や先輩がいつも忙しそうで、聞きたいことがあっても声をかけ難いです。どうすれば良いでしょう。

答え
気にせず、積極的に聞きましょう。その際は、必ずメモを取り、見返す習慣をつけましょう。

 

動画はこちら

 

怖そうな顔して座っている上司にホウレンソウは無理か?

会社では「報告・連絡・相談のホウレンソウが大切だ」と言われますが、そんな怖そうな顔して座っていたら、ホウレンソウなんてできないよ。と、思うことがありますよね。

かといって、「お前が、上司で俺が部下だから、部下は上司になんでも聞く権利がある」と強気にいっても、しょうがないでしょう。言っていることは、間違っていないですが、お互い良い気持ちではないことは確かです。

コロナ前は昭和的な言い方ですが、「飲みニケーション」がありました。飲みの席自体がダルいけれど席についてしまえば上司も先輩も機嫌は良いから、遠慮せず気軽に話せたのも事実です。
ZOOMなどのリモートワークが普及している会社などでは、「気軽になんでも聞いてきてね」と言われても、「どうやって?」と返したくなりますよね(笑)

そうですね。私が上司・先輩の立場だとしたら、本当になんでも聞いてもらっていいです。おそらく、誰もが同じ思いではないでしょうか。

それでも、たまに怒りたくなる時があるとすれば、「何回、聞くねん!」ということでしょうか。上司や先輩だって自分の仕事を抱えながら部下や後輩の指導をやっていますから、何度も同じことを聞かれたら、それは腹が立ちますよね。

でも、これは実は非常に難しい根っこがあると思っています。
仮にA問題とB問題があったとします。
上司・先輩からするとAもBも同じような問題なので、「同じことを何度も聞くなよ!」となります。「一緒やないか!」というわけです。
しかし、経験に乏しい若者からするとAとBが同じ解き方をする問題だと、気づいてすらいません。だから、「なぜかわからないけど、怒られた…」となってしまって、とても辛い思いをするのです。「何回も聞いていません!」と言いたいでしょうし、「『何でも聞いてこい』っていうくせに、私が何を聞いたかすら覚えてないのか…」となれば、上司・先輩への信頼も揺らいでしまいます。

上司・先輩世代と若者世代の話がかみ合わないのは、おそらくこういう問題があると思います。ここは十分に注意していただきたいですね。

 

メモをとる習慣は本当に大切

そして、もっと単純な障害があるとすれば、若者がメモをとらないという問題です。

私もコンサルタント先の若手社員さんと「梶本さん、一つ聞いていいですか?」といった感じの、やり取りをしょっちゅうします。
「〇〇について教えてください」
「あれ、その話は前もしませんでしたか?」
「聞きました…」
「え?じゃあ、なんで今回、同じようなミスして、聞いてらっしゃるんですか?メモは見ましたか?」
「見てません」
「何で?」
「失くしました!」
「ああ…じゃあ、また言いましょうか…」

相談、指導はコンサルタントのお仕事ですから、怒ったりはしませんが、根本的なこととしてメモはとりましょうと言いたいですね。
まあ、今の時代なのでスマホでメモをとってもよいですし、音声で吹き込んでもよいと思いますので、とったメモはなくならないようにしましょうね。そして、すぐに読み返せるようにしましょう。
たまに、「梶本さんにお聞きしたことは、すべてパソコンの専用フォルダ内に格納してあります!」というように、丁重に保存していただく方もいますが、案外、そういう方ほどメモをすぐに取り出せなかったりするので、気をつけましょうね。

私の立場では、「最近の若い奴はメモもとらないんだよ」と上司世代の方から愚痴を聞かされることもありますね。
でも、私の学生時代…遠い昔ですが(笑)その、学生時代を思い出してみると、誰かと話すときにメモをとっていたかと言えば、そんな習慣はありませんでしたね。もちろん、授業中はノートをとりますが、人と話すときに、メモをとりながら話し合うということはなかったと思います。だから、学生から社会人なりたての時期は、意識的にメモをとることを習慣にすべきですね。上司世代も、最初にそのように指導をしなければいけないでしょう。

余談ですが、私も大学を卒業して、新卒入社した会社で先輩社員に言われたことがあります。「これをファックス送っとけ」と文章を渡されましたが、考えてみると私はファックスを使ったことがありませんでした。適当にやるわけにもいかないので、「どうやって送ったらいいですか?」と聞きましたが先輩から「大学まで出ていてファックスも送られへんのか?」と怒られました。私は「大学でファックスなんて専攻してへんわ!」と思った記憶があります。いま、思えば、怒る先輩の気持ちもわかりますが、メモからFAXまで学生と社会人の差はかなりあるわけですね。

だから、質問者の方も「こんなことで怒られるのか!」ということもあると思いますが、あなたが成長しないと上司や先輩も困りますからね。聞きたいことがあったら、どんどん聞いていって欲しいですね。その際は、もちろんメモを忘れずに!

 
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