BELS 5ツ星取得住宅(イメージ) ※プレスリリースより

 国内外のローカルエリアで展開する総合不動産のリストグループは23日、横浜市内では最大級の先進エコタウンとなる分譲戸建て住宅「リストガーデン nococo-town(ノココ タウン)」を6月上旬から販売すると発表した。
 横浜市戸塚区に位置し、先進機能を複数備えた大規模エコタウンとして全160棟を販売する。

鳥瞰図  ※プレスリリースより 

 この「nococo-town」とは、「農(農的空間)」「所縁(ここ)」「ECO(エコ)」の3つのテーマをつなぎ合わせた造語で、「いつまでも心地よく快適に暮らせる街をつくりたい」という同社の思いが込められている。

 同タウンでは、省エネルギー性能指標「BELS(Building-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略称、ベルス)」の5つ星の取得を予定しているという。

 これは、建築物省エネ法に基づき国土交通省が定めた「建築物の省エネ性能表示のガイドライン(建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針)」の第三者認証制度の1つで、同制度で使われる第三者認証ラベルのことだ。
 新築と既存建物の双方を対象に、一次エネルギー消費量をもとにBELS実施機関が省エネルギー性能を客観的に評価し、5段階の星マークで表示する。
 同社の調べでは、全160棟(全体敷地面積2万7427.82㎡)という規模での「BELS」5つ星の取得は日本初になるという。

 

 同社では省エネ住宅購入を検討してもらえるように、城南信用金庫と協力し、「BELS」5つ星専用の40年住宅ローンを戸建分譲住宅用として初めて導入する。

 

 また、全160棟に東急電鉄沿線のケーブルテレビ会社のイッツ・コミュニケーションズが提供するスマートホームサービス「インテリジェント ホーム」を導入する。

 
 これは外出先から家の中を自由にコントロールすることができるサービスで、カメラやセンサーを使った子どもの帰宅確認やペットの見守り、高齢者の見守りをはじめとして、鍵の施錠確認、エアコンや照明のオンオフまで自在にリモートコントロールできるもの。
 各住戸には、広域・ドア窓センサー、IPカメラ、家電コントローラーといったIoT(モノのインターネト)機器を設置し、スマートフォンやタブレットから宅内の安全確認や家族の見守りを手軽に行うことが可能。

 

 入居者向けに、住まいの機能だけでなく、生活が豊かになるようなコンテンツを用意している。
 地域の子育て支援団体「NPO 法人子育てネットワークゆめ」、戸塚区保育協力者グループ「きらきらの会」などと連携した無料の「子育てサポート」を行うという。

 

 また、横浜薬科大学監修による「ハーブシェア」や入居者が利用できる農園「nococoファーム」、防災拠点を兼ね備えた多目的施設「nococoハウス」を同タウン内に備えていくとしている。

 同社では、お客様が住む地域に貢献し発展させながら、世界を見据える“グローカル総合不動産企業”として、2019年までに売上500億円を目指していきます、としている。

※プレスリリースより

 
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