何もせずして所得を得ることができる不動産投資

不動産投資は数多くある資産の運用方法の一つですが、働かずして所得を得られるというメリットがあります。株式投資などの場合だと、売買のタイミングを見極めて所得を得るためには、各銘柄それぞれの値動きについて常に目配せし、業界についての研究や情報収集などに忙しい毎日を過ごさなくてはなりません。ところが、不動産投資であれば、はじめに良い物件が購入できれば、管理を外注する場合ほとんど何もしなくても毎月安定してインカムゲイン(家賃収入)を得ることができます。

高い利回りを期待できる不動産投資

他にも不動産投資にしかないメリットは少なくありません。利回りの良さもその一つです。例えば、預貯金であれば利回りはよくて0.25%程度ですが、首都圏の1Rマンションに投資した場合、平均すると5%前後の利回りを見込むことができます。ただし、知っておきたいのは、不動産投資における利回りには「表面利回り」と「実質利回り」とがあるということ。「表面利回り」とは年間のインカムゲイン総額を物件価格で割った数字です。 「実質利回り」とは、年間のインカムゲインから諸経費を差し引いたものを物件価格(購入時の諸経費を含む)で割った数字です。投資用物件の広告では 「表面利回り」が使われていることが多いようなので注意が必要です。

不動産投資は税金対策にも有効

また税金対策としても価値が高いのが不動産投資の特徴です。相続税や贈与税では、不動産の価値は路線価もしくは倍率方式のいずれかで評価されますが、おおむね同等の現金に比べて税金額が少なくなる傾向があります。また投資した物件からのインカムゲインは不動産所得として申告しますので、経営が赤字の場合には他の所得と損益通算することで、所得税の還付が見込める場合もあります。

万が一の事態にみまわれてもインカムゲインが継続

不動産を購入する際には資金の融資を受けるのが一般的ですが、この時、団体信用生命保険に加入することが条件とされている場合が多いです。そのため、もし万が一ローンの返済中に当人が死亡するような事態が生じてしまった場合でも、残額の支払いにはその保険金が充当され、マンションは引き続き相続人などが継続して所有できるのでインカムゲインも引き続き得ることができます。

 
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