住み替え時に不安に感じること

 

住宅の住み替えを検討するとき、多くの方は不安を抱えているようです。内容は主に下の3種類。

 

・住んでいた家の売却について

ちゃんと売却できるのか、いくらで売れるのかなど

 

・住宅ローンについて

新しく買う物件の住宅ローンに通るのか、ローンの残債は売却代金で完済できるのかなど

 

・新しい生活環境について

新居での近所付き合いがうまくいくか、ローン返済が生活費を圧迫しないかなど

 

特にお金に関わる悩みが目立ちますが、一つの不安のみを感じているわけではなく「家の売却金額やその残りが予想できないので、次にいくらの家を購入できるかも読めず、住宅ローンを払っていけるのかも不安・・・」というように、複数の不安を同時に感じることが多く、そもそもどのような流れで住み替えをするべきか定まっていないという方が多いようです。

 

まずは動いてみよう!金額の把握と計画

 

不安ばかりが先行してなかなか住み替えに踏み込めない方は、まず住宅ローンの残債額を把握することと、住んでいる家が大体いくらで売れるのか、査定を受けてみてはいかがでしょうか。

 

査定を受けたからといって、すぐに売却しなくてはいけないわけではないので、気軽に受けてみて金額を知っておくと、スムーズに住み替えの計画を練ることができますね。

 

住み替えの計画を考える上で悩むのは、1.住んでいた家を先に売ってから新居を購入するのか、2.購入してから住んでいた家を売るのか、という選択です。

 

1を選んだ場合、売却してから新居を購入するまでの期間、一度賃貸などに仮住まいをしなくてはならない可能性があります。しかし新居購入前に家の売却金を手にできるのでリスクが少ないです。そのため、住宅ローンの残債が多く残っている人や、売却する家が高く売れる見込みのない場合には、先に売却を考えた方が得策です。

2を選んだ場合、仮住まいは必要ない場合が多いです。しかし、新しい物件の契約を終えたのに住んでいた物件がなかなか売れないと、後々問題が生じる可能性が高くなります。2を選ぶには住宅ローンの残りが少ないか、住んでいた家が売りやすい物件である方がいいでしょう。

 
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