不動産のことについて調べていくと、

専門用語が沢山並んでいますよね。

 

するとその都度調べないといけないため、

大変苦労すると思います。

 

そこで今回は、不動産用語

「ホームインスペクション」について話していきます。

 

ホームインスペクションってなに?

 

ホームインスペクションとは、簡単に説明すると住宅を医者のように

診断することです。

 

ホームインスペクションを行える人は、

NPO法人が主催している試験を受けています。

 

審査診断・建築・不動産物流・論理の4部門、計50

筆記で構成されている試験です。

 

その中で合格した人のみがホームインスペクションを行えます。

 

難しい用語ですが、住宅診断士のことです。

 

いわば、住宅のプロと言ってもいいでしょう。 

 

ホームインスペクションってした方が良いの?

 

ではプロが住宅を診断してくれるのだから絶対に受けたほうがいいのか?

 

それは、そうとは限りません。

 

住宅の状況により受けた方がいいものと、そうでないものが有ります。

 

住宅を新築で建てた場合、当然新品の住宅なので診断はいらないはずです。

 

住宅を建てるということは、当然信頼できる建築メーカーや工務店に

依頼していることでしょう。

 

これを受ける場合は、中古不動産や築年数が経っている住宅がいいでしょう。

 

中古物件や築年数が経っている住宅は、劣化などがある可能性があります。

 

しかし素人には、それは気づきにくいものです。

 

例えば車やエレベーターなどは、有志資格者が必ず車検や法定点検を

決められた年数で行います。

 

この時に何かしらの異常があった場合、

部品の交換やモノ自体の取替を促すことができます。

 

これと同じように住宅も点検をしてもらえれば、

住宅自体の異常を把握することができます。

 

しかし住宅には、定められた法定点検がないので、

自分で診断を依頼するしかありません。

 

ホームインスペクションをしてもらうタイミング

 

ホームインスペクションにもしてもらうタイミングがあります。

 

住宅に既に住んでいる場合は、5年毎などの目安を作っておけば、

良いと思います。

 

問題は中古住宅を購入する際です。

 

このタイミングを間違えると受ける意味がなくなります。

 

中古住宅を購入する際は、

内見・申込み・契約・引き渡し・入居と段階を踏みます。

 

そうなると契約前に住宅診断を受けるのがいいでしょう。

 

理由としては契約前に何かしらの不備が見つけられれば、

修繕依頼、または購入を取りやめることができます。

 

しかし契約後に不備が見つかった場合、

その費用の負担、もしくは住宅に住めない等の問題が出てしまいます。

 

そのことからも住宅診断を受けるタイミングは、

とても重要です。

 

具体的なホームインスペクションの点検範囲

 

ではホームスペンションの点検範囲について説明します。

 

まず住宅の外廻りです。

 

基礎から外壁、雨樋などの異常の有無を確認します。

 

次が内装です。

 

屋根裏から床下、各部屋の床・壁・天井、水道、電気系統などの

異常の有無を確認します。

 

特に屋根裏や床下は、素人には確認が難しいものです。

 

ホームインスペクションを行うことのみでしか異常の有無を確認することができません。

 
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