せっかく購入した住宅が傾いていた。そんなときはどうすればいいのか、またそのような物件を掴まないための対策を話していきます。

 

住宅購入は人生最大の買い物であり、誰もが慎重に吟味をして

決断をしていきます。

 

その際、新築ではなく中古物件や分譲住宅を購入しようと決断する人も

沢山いるでしょう。

 

しかしその購入した物件がもし傾いていることに気づいてしまったら

どうしますか?

 

そこで今回は傾き住宅を購入しないための調査方法を話していきたいと

思います。

 

 

住宅の購入はちょっとした家電製品を買うのとは訳が違うので自分でしっかりと調べなくてはならない

 

その土地の特徴を事前に調べる

 

まず内見前にその土地の特徴を調べましょう。

 

地盤が悪い傾き物件の特徴として

沼地であることや山を削ってできた土地、埋立地

地盤がけして強くないので傾き物件である可能性も考えられます。

 

中よりもまずは外

次に傾き物件か外面で分かる特徴としては

 

住宅の壁や床にクランク(ひび)が入っている

・住宅と道路の境にひびまたは離れがある

・雨時に雨樋からしっかりと不自然に水が流れている

 

といったことが挙げられます。

 

 

内見だけでも傾いているか否かは十分わかる

 

水平器やよくTVで見るビー玉を使う

 

内見に行ったらホームセンターで購入できる

ポケット型の水平器やTVで住宅の傾きを測るのによく使われる

ビー玉を使用して傾きをはかりましょう。

 

しかしこの場合水平器に傾きがあったり、

ビー玉が転がったとしてもあくまで可能性であり

確実に家が傾いているとは言えません。

 

ドア関係をくまなくチェック

 

ドア関係も家が傾いていることが判断できる大事なポイントです。

 

各部屋や窓、玄関などドアというドアはくまなく開閉チェックを行い

 

・ドアがスムーズに開け閉めできるか

 

・途中で止まらないか

 

・勝手に閉まったり開いたりしないか

 

などをチェックし異常がない物件選びをしていきましょう。

 

最初からドアが異常な物件などないのでこの点は

十分注意していきましょう。

 

費用がかかっても購入前に住宅診断を受ける

 

上記では傾き物件の判断方法を話してきましたが

とは言っても素人にはやはり住宅が傾いているか否かの判断は

非常に難しいものだと思います。

 

そこで可能ならば内見もしくは後日でもいいので

本当にその物件の購入を考えているのならば住宅診断を受ける為、

業者を発注しておきましょう。

 

もし住宅が傾いたまま暮らすことになると

頭痛や目眩など体に変調をきたしてしまうおそれがあるので

そうならないために住宅診断を

住宅購入前にして異常がないことが確認されたほうが

体にもお財布にも良い決断になるといえます。

 
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