誰もが知っている大きな公園から、子供の頃遊んでいた小さな公園まで、都内には膨大な数の公園があります。公園の歴史や背景を調べてみると、ひとつひとつに興味深いエピソードや逸話があるようです。

今回は千代田区にある「和田倉噴水公園」を現地調査しました。(リビンマガジンBiz編集部)

インスタ映えする橋

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

東京駅から皇居方面に歩いて行くと、何やら趣のある橋を目にすることが出来ます。遠くから見てもインスタ映えしそうな橋ですね〜。これこそが、和田倉噴水公園の入口なのです。もちろん、入口は複数箇所あるので、ここからでなくても入れますが、オススメはこの橋からのルートです。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

近くまでくると、こんな看板があります。調べて見ると、この和田倉噴水公園は公園になる前、江戸城に向かうお侍さんが通行できる門でした。和田倉橋は江戸城の木橋を復元させた橋の1つなので、江戸時代の人はこんな橋を渡っていたのか、という体験もできますね。進んで行くと、石垣もあって、気分は殿様といったところでしょうか。さぁ、どんな公園なのでしょうか。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

噴水公園なのに、噴水が見当たらない!?


和田倉噴水公園というので、大きな噴水があるのかな。SNSで拡散しそうな写真をたくさん撮ってやるぞ!そう意気込んで公園に入ってみました。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

おや?おかしいですね。水はあるけれど、噴水らしきものがありませんでした。昔は噴水も稼働していたけど、今は経費削減のために自粛しているのかな。不安になってきました。
とりあえず、散策してみます。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

貝みたいなオブジェがありました。水の上にあるので見ているだけでも涼しそうですね。
周りを回ると、おしゃれな建物が。ここは、パレスホテルが経営しているレストランです。この日は、日曜日なので、お客さんが満員でした。隣には、無料休憩所もあります。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)


とはいっても、お目当ての噴水が見当たらない。そう思った矢先、変化がありました。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

おー!あれはまさにお目当ての噴水ではないですか!なんとまあ、勢いよく…。早速。写真をパチリ。そうそう、これですよ。和田倉噴水公園はこうでないと。

「目」で見る公園


ここで和田倉噴水公園の歴史を紹介します。この公園は昭和36年、天皇陛下のご成結婚記念に創建されました。その後、皇太子殿下のご成婚を機に改修整備が進められ、今の形になりました。噴水を自然の滝に見立てるために特別な噴出方法を独自に開発しているそうです。つまり、この噴水方法は、ここでしか見られないのですね。ということで様々な噴水の写真をご覧ください。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

様々な種類の噴水を写真に収めることができました。この日の気温は33度と暑かったのですが、暑さを忘れて夢中に撮影しちゃいました。

まとめ


いかがでしたか?とにかく公園のいたるところに、噴水があります。SNS映えする写真がたくさん撮れるので、行ってみてはいかがでしょう。

ちなみに全種類の噴水をコンプリートしたい方は、1時間ほど時間を要します。
「え!?1時間?」そう思った人もいるかもしれません。それでも、1つ1つの噴水を見ていると、あっという間に時間が過ぎちゃいますよ。

ただし、この時期暑さで耐えられないという人や具合が悪くなる人もいるかもしれません。そんな人は、無料休憩所に逃げこみましょう。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

無料休憩所は、空調が効いています。快適です。また、和田倉噴水公園にゆかりのある天皇陛下、皇太子殿下のご成婚時の様子が分かる資料がたくさん閲覧出来ます。もちろん、無料休憩所からでも噴水を見ることができます。
ちなみに、この公園の魅力はお昼だけではありません。夜に訪れても噴水の魅力は変わりません。夜に行くとこんな感じになります。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

雰囲気たっぷりでデートにも向いている場所ですね。丸の内でディナーをして、公園に行くデートプランも良さそうですね。和田倉噴水公園は、魅力がたくさん詰まっている公園でした。

【和田倉噴水公園】
・所在地
〒100-0002 千代田区皇居外苑3-1


・開園日

常時開園
・交通
二重橋駅2番、6番出口すぐ
大手町駅D2出口すぐ
日比谷駅B6出口すぐ
・ 問合せ
03-3213-0095
(皇居外苑管理事務所)

 
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