高いプロパンガス代を適正な価格へと大幅に下げる究極の方法を今回はご紹介します。
それは”プロパンガス会社の切替”です。
究極の方法はプロパンガス会社の変更ですが、変更しないで価格交渉するという方法もあるにはあります。
まず、「対象エリアと適正価格」を記載しているサイトがありますので、ご自宅のガス代が高いかどうか自動診断してみてください。
高かった場合契約しているガス会社に電話して、「インターネットで調べたら高そうなので値下げできますか?」と交渉します。
多くの場合、程度の差は別として下げてくれます。ただ、この方法には欠点が2つあって、1つはどれくらい下がるかは期待できないこと。もう1つは、その後徐々に値上がりして、いつのまにか元に戻ってしまいます。
したがってベストな究極の方法は、プロパンガス会社を切り替えることです。
プロパンガス会社を変更することのメリットは以下の通りです。
①ガス代が平均30%ほど安くなる
実際どれくらい安くなるかは、「対象エリアと適正価格」を記載しているサイトを調べてみてください。
②切替に費用はかかりません
ただし、築15年未満の場合はかかることがあります。
プロパンガス会社の切替はメリットばかりですが、注意も必要です。
注意点3点のうち今回は2点記載します。
注意その①ガス会社が価格情報を開示していない。
殆どのプロパンガス会社は、ウェブサイト上に価格を公表していません。なぜなら、料金表が何十、何百もあるのでどれを公表のしようがないのです。
2016年から大手50社は開示しましたが、料金を一本化する訳ではないのであまり意味はありません。
どういうことかと言うと、ウェブサイト上に「基本料金=1,500円/従量単価400円」と書いてあったとしても、それ以上の料金表もあればそれ以下の料金表もたくさんあるからです。
注意その②ガス会社の話だけ聞いても優良会社かどうかはわからない
殆どのプロパンガス会社は、お客様から「お宅は不透明な値上げはしませんよね?」と質問された時に、「します」とは絶対に言いません。
最近の2年間でプロパンガスの原価が大幅に下がり、本来なら30%も下がってしかるべきなのに、石油情報センターの平均価格を調べると7.7%しか下がっていない業界です。
とてもガス会社の言うことを鵜呑みにはできません。
最後3点目の注意点は、次のコラムで。。。。