借り換えの相談のお話し、今回で最終回です。

その1~その3までをお読み頂かないと全くわからないので、

そちらを先にお読みくださいね。

さてさて、B銀行の最終的に提示する金利に設定した場合、どのようなメリットかあるかを

B銀行の担当がシミュレーションして、書面で持ってきました。

ここらへんで最終的に、A銀行にするかB銀行にするかを決定していかなければなりません。

シミュレーションした提案書には、まず「お借換え前のお借入れ内容」が記載されています。

現在残高:4億5000万

現在金利:1.55%

金利種別:固定金利

ご返済方法:元金均等返済

残存期間:26年

毎月の元利金ご返済金額:188万円

ご返済総額:523,821,000円

その横に、「お借換え後のお借入れ内容」が記載されています。

借入金額:4億6000万 

※B銀行に借り換えた場合のA銀行に対する1000万の違約金部分も含めて借り換えしますので

借入金額は残債にプラス1000万されています。

当初金利:0.94%

金利種別:固定金利

ご返済方法:元金均等返済

借入期間:26年

毎月の元利金ご返済金額:180万円

ご返済総額:523,829,000円

これをくらべると、毎月の返済金額は8万円ほど減っていますが、

ご返済総額はほとんど変わらないのです。

このことから、B銀行に借り換えるメリットがそれほど多くないことが分かります。

やはり、それだったらA銀行で1%に下げてもらった方がいいかな~っと言っていたら、、、

A銀行から連絡が。。。

当初、A銀行は1%までしか金利は下げられないと言っていたのに

A銀行から0.95%まで下げられますと連絡してきたのです。

この法人の社長としては願ったり叶ったりのお話しです。

このように、銀行同士が競り合ってくれたこともあって、提示された金利が当初よりも低くなったのです。

私としては、色々ご協力させていただき、良い方向に向かったので本当に良かったです。

 
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