司法書士の佐伯です。

 

今回は、不動産売買とは直接関係はないのですが、諸々の手続きを依頼する時に現れる士業について書きたいと思います。

 ○○士って色々ありすぎて一体全体誰に何を頼んだら良いのかまったく分からない!といった方が多いと思います。

 

普通の人は士業の知り合いってあまりいないので、何かの時に相談の連絡をもらうことがあります。

私も御多分に漏れず多少SNSを嗜むのですが、SNS経由で久しぶりの友人からであったり友人の友人からであったり。

 

でも、どストライクに司法書士である私の専門分野に関する相談ってのは、10件の相談があったら2~3件くらいのもので、他は専門外の相談なことが多いのです。

 

友人からしたら、たまに私がドヤ顔で仕事のこと小難しくSNSで発信しているのを見て、「こいつ何でも出来んじゃね」とキムタク口調で勘違いしてしまっているのです。

 

私は司法書士なので、主に登記手続きが専門です。

でも、認定司法書士なので、簡易裁判所の管轄の民事事件であれば代理することが出来ます。

さらに司法書士は、裁判所に提出する書類の作成代理を行うことが出来るので、地裁以上の管轄案件でも本人訴訟のサポートをすることが出来ます。

 

普通の一般個人がこんなこと分かるわけないですよね。

司法書士や隣接士業の方であれば司法書士に何が出来て何が出来ないか分かると思うのですが、実は士業によって職域が明確に分かれている部分もあれば、少し重なっている部分もあるのです。

 

司法書士であれば(認定司法書士ですが)、簡易裁判所管轄の民事訴訟の手続きを代理出来ます。

これは弁護士の職域と被ります。

弁護士は制限が無いので、それこそ最高裁判所まで代理出来ますが、こうやって職域が被っている所も、どの士業が何を出来るかわかりにくくしている原因の一つであると思います。

 

前置きは長くなりましたが、今回は士業によってどんな業務を主に出来るかまとめます。

ただし、あくまで「主な業務」ですので、ざっくりとまとめます。

同業者や他士業からの「私、○○士なんですけどもっと色々出来ますよ!」とか、クレームは一切受け付けません!!(笑)

 

職務上、職権で戸籍や住民票を請求できる士業である「8士業」と言われるものだけピックアップしました。

※海事代理士が含まれるのですが、一般の人が絡むことは極小だと思いますので割愛します。

○○士は他にも建築士、不動産鑑定士、宅地建物取引士、測量士、通関士などなど色々ありますが全部あげると大変なので。

 


名称 主な独占業務 企業における担当部署
司法書士 登記など(表示登記は除く) 法務部
弁護士 訴訟など 法務部
弁理士 特許など 知財部
行政書士 許認可など 総務部
税理士 納税など 経理部
公認会計士 会計監査など 経理部
社会保険労務士 社会保険など 労務部
土地家屋調査士 表示登記など 業務部

ざっとまとめるとこのような感じです。

独占業務は、原則として上記の士業ごとに行える業務です。

前述のとおり業務範囲が重複している部分もあったりすのですが、登記なら司法書士、訴訟なら弁護士、特許や商標登録などは弁理士といった感じで考えてもらっていれば間違いないです。


やっぱりよく分からないですかね??

一応なんとな~くこの士業が何やってるかくらいを把握しておいてもらえれば、後はちょっと分野が違う所に問い合わせてしまっても、「それは○○士さんの分野ですね」と教えてくれると思いますし、提携している士業がいれば紹介してもらえると思いますので、基礎知識として紹介させていただきます。

 

 
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