訳あり物件専門家  白石 麗花です。

立春を過ぎ春一番が早くも吹き、温かくなってきましたね。

時期的には暦は春ですが

ここⅠ~2週間はインフルエンザの罹患者が多くなってきています。

手洗いうがいなど簡単な予防法ではありますが

こまめに実行したいものです。

看護学校を卒業したのは30年前ですが

人生とは予期せぬことが起こるものだとつくづく思います。

不動産業に携わる縁があり、こちらも20年になりますが

まさかのダブルワークをすることになるとはこれっぽっちも

予測しておりませんでした。

医療と住まいとは全くかけ離れているようで

実は今の高齢化や空き家問題、孤独死などを取り扱う際には

必要な知識や現場の体験が役立ちます。

そして、もうひとつ知っておいて損はない知識として

私が思うことですが

風水や算命学、四柱推命、気学など。

住む場所、引越しの時期などで様々な災いや、反対に幸運などが

起こりうるということです。

今年も

季節柄、引越しのシーズンを目前になると

決まっていただく質問は

今年避けた方がいい方角は?

引越しに適した日時は?

そして、新居での寝室はどこが適していますか?

などです。

風邪も予防で健康維持をと謳いますが

住まいも選んで経済や健康維持に備えるということが可能です。


以前あったことですが

高速道路がベランダから遠くに見渡せる綺麗で高級感のある

マンション内でご主人がクローゼットの中で自害されました。

奥様は幼子を抱えていましたので、ご実家に帰る。ということで

マンションは手放すことにしたので買取の金額を出してほしい

という依頼でした。

当時は今以上に事故物件を取り扱う業者が少なく価格は伸びませんでしたが

救いは団信が降りたので残債はなし。

ということでご主人を亡くした悲しみに追われた中でも

当面の生活は何とかなりそうだという

かすかな希望もありました。

お子様も小さかったので転校などの心配もなく

いじめが横行する時代に神経質になることが

ますます増える時代の中で夫が予期せぬことで

亡くなってしまうことなど結婚当初は大きな

予期せぬことだったことでしょう。

ご主人が亡くなった原因は今となっては予測ですが

金銭的なことで行き詰った末でのことだと思われます。

思考を少しだけ変えることができれば

金銭的なことはいくらでもやり直しができたはず

と思うことは他人だからでしょうか。

当事者にとっては愛妻が困らぬよう愛娘が困らぬよう

死を選ぶ方も多いのが現実です。


先日、こんなこともありました。

50代で認知症になり、精神疾患も併発していらした方が

ショートステイ先で心臓発作で急にお亡くなりになりました。

背も高くぱっと見はイケメン風でまだまだ現役でご活躍する

年代でしたが、精神科で処方された薬が合わなかったのか

服薬するようになってからますます行動が落ち着かない方がいらっしゃいました。

本人もとても苦痛だったと思いますが

実は、ご家族も相当な負担がありました。

どこか施設に入所させていただけるように

話が進んでいた矢先の心臓発作に

亡くなったと聞いたスタッフは一様に薬の副作用が強かったのかも

しれないと思いました。

奥様に負担をかけたまま生きながらえるのは

心苦しかったのかもしれません。

自ら死を臨んでいた様子もみうけられまして

真相はわからぬままの旅立ちに言葉にならない感情が湧きました。

人の生き死ににはそれぞれのドラマがあって

携わるたびに生きるということも死ということも

向き合うことがとても大事だと思います。

どうせなら幸せに生きて万歳して亡くなっていければと思います。

引っ越した方位や時期が人生の幸不幸に多少なりとも

関与しているとするならば

気にしてみることもありだと思います。

なんでもご相談ください。

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