中古マンションの魅力はお値打ちな価格はもちろん、現物が確認できるところにあります。一方新築マンションは当然ながらまだ建設途中であるため、モデルルームでは内装の造りや雰囲気はわかるものの、現物は建って初めて見ることができます。今回は、事前に確認できることによってどんなメリットがあるのかをご紹介します。

内外装だけでなく環境までわかる

まず中古マンションは当然ながら実際に人が住んでいるため、近隣住民の雰囲気を知ることができます。例えばすれ違ってあいさつをしてみて、快く返してくれる人が多ければ入居後も馴染みやすい雰囲気と言えるでしょう。
また、周辺の利便性(駅や学校、商店が近いか)や騒音、治安などの利便性も予め確認することができます。
実際に住んでいる方に聞き取りをしてみるのも良いかもしれません。

安全性も確認できる

コンクリートの質が安定するには建設後1年掛かると言われています。新築の時点では本当に安全なのかを確認する術はありません。
しかし、中古マンションであればコンクリートが安定していますので、安全性を見ることができます。例えば、安全性が低いコンクリートはタイルが剥がれ落ちている箇所があったり、ひびが入っていたりする場合があります。
外観をよく観察することによって、安全か否かを判断することができます。

また手抜き工事があるかどうかも事前に確認することができます。壁や窓枠の補強を怠れば、窓付近のコンクリートや角になる部分にひび割れがみられます。細かくチェックすることで危険な物件を避けることができるのです。

新築マンションでは雰囲気や安全性を確認しづらい

以上のような住民の雰囲気や騒音、そして建物の安全性というのはすでに建っている中古マンションだからこそ判断することができるのです。新築マンションであれば正直「建って住んでみないとわからない」という部分も多いかと思います。
事前に環境を確認できるのも中古マンションの大きなメリットの1つと言えます。

 
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