こんにちは!社長さんたちの資産を分散投資するお手伝いをしています、Office with U代表の早川ゆうきです☆
突然ですが、「○○さんはアベノミクスやマイナス金利の影響を実感されていますか?」
もし急にそう聞かれたら、何とお答えになりますか?
実は、不動産業界にはこの質問に「YES」と答える方がたくさんいます。
その理由は、今の政策が物件の売却(買付)価格に大きく影響しているからです。
○マイナス金利とは○
各銀行は今まで、日銀にお金を預けることで金利をもらっていましたが、今はその金利がマイナスになっています。
つまり銀行からすると、日銀にお金を預ければ、それだけで自分たちのお金が減ってしまうのです。
マイナス金利が不動産業界に与えた影響
マイナス金利政策が始まったことにより、各銀行では
「日銀に預けてお金を減らすくらいなら、融資に出して利息をもらった方が得だよね」
ということになりました。
そのため銀行は金利を低く設定し、買付業者や投資家はお金が借りやすくなりました。
(これは、借りる側からすると嬉しいことです^^ )
しかし、ここで摩擦が起こります。
いくら融資を受けやすくなったからといって、売りに出される物件が急に増えるわけではありません。
そのため、買付業者からすると、「買いたいのに物件がない」という状態になります。
個人の投資家からしても、金利が下がればその分利回りが良くなるので、
「少しくらい物件価格が高くても買った方が儲かるな」となりますね。
そして、さらに物件は不足していきます。
そもそも、マイナス金利以前から低金利での貸付が始まっていた不動産業界。
その上でのこの状況ですから、「売り」よりも「買い」の需要が増えて物件価格が高騰するのは自然の流れです。
一部では不動産バブルのようなことも
私の周りにも、不動産を買付け、リノベーションしてから転売する、という会社で買付を担当している友人がいますが、
彼女の会社の社長さんは中小企業にもかかわらず、毎月10件ほどのマンションを買い付けています。
しかも、それでもまだ足りずに「もっと物件探してこ~い!!ψ(`∇´)ψ」と、
まるでバブルのように、夜な夜な社員たちを盛り上げているそうです。
どうして2018年までなの?
これには、いくつかの理由があります。
①安倍首相と黒田日銀総裁の任期が2018年までだから
アメリカでは、オバマ元大統領が任期中に作り上げたオバマケアを、
早速トランプ新大統領が帳消しにしようとしていますね。
「政治の世界は何があるかわからない」
それは、日本でも同じことです。
②不動産オーナーたちが売りに転じる
今の不動産価格の上昇傾向が続くと、今まで売らずに持っていたオーナーさんたちも
物件を手放す可能性があります。
これまで不足していた物件が急激に市場に溢れれば、一気に価格は下がります。
上がれば下がり、下がれば上がる。
そうやって押し合うのが市場ですので、「いつか売ろう」とお考えでしたら、
やはり価格の上がっている今がオススメです。
下がり始めてから慌てて売りに出すと、
優秀なプロの買付業者さん達に安く買い叩かれてしまいますので、
ご注意くださいね。
不動産は、小難しい決まりなども多いですが、
情報が揃い出すと、どんどん面白くなってきますので、
ぜひ、楽しみながら資産運用してくだされば幸いです^^