一週間のご無沙汰です。

風水コンサルタントの山田光復です。

先週は、大地の気の流れ『龍運』について解説させて頂ました。

その基本になるのが、

『十干(じっかん)』『十二支(じゅうにし)』『紫白星(しはくせい)』であり、

各10進法・12進法・9進法で1年毎に変化するため、

10・12・9の最小公倍数である、180年で一巡するということでした。

よって、『龍運』は、180年サイクルであるため、還暦を3回繰り返すことになります。

還暦とは、60種類の干支が一巡することです。

60歳の誕生日にお祝いするのは、生まれた年の干支に戻るためです。

赤ちゃんに戻るため、「赤いちゃんちゃんこ」を着るという説があるのはこの為です。

風水では、60干支が一巡して1元といいます。

180年ということは、60干支が三巡で『三元(さんげん)』と称します。

この三元180年を各20年にわけ、9段階に区分したものを、『三元九運(さんげんきゅううん)』と称し、

地龍の働きを分析するロジックになります。

風水では、数字には深い意味があるとされています。

その一つが『洛書(らくしょ)』と呼ばれるものです。

中国夏王朝の時代、禹(う)が洪水を治めたとき、洛水から出た神亀の背中にあったという文様を基に、

宇宙の法則を発見したといわれる魔法陣の図案(画像参照)のことです。

方位を『東・西・南・北・北東・南東・南西・北西・中央』の九方位に区分し、それに数字を当てはめたものです。

方位の区分は、方位磁石で測定した北(磁北)を0度とし、中央を除いた八方向を均等に45度で区分しています。

0度から時計回りで360度です。

0度の左右22.5度の45度間が『北』、

45度の左右22.5度の45度間が『北東』

90度の左右22.5度の45度間が『東』

135度の左右22.5度の45度間が『南東』

180度の左右22.5度の45度間が『南』

225度の左右22.5度の45度間が『南西』

270度の左右22.5度の45度間が『西』

315度の左右22.5度の45度間が『南西』

この各方角に数字が配置されています。

『北』:1、『南西』:2、『東』:3、『南東』:4、『中央』:5、

『北西』:6、『西』:7、『北東』:8、『南』:9、です。

この1から9の数字と方位の関係と、

三元九運の9段階の気の龍運の変化が大きく影響を及ぼすと考えられています。

最初の20年が第一運、次が第二運、

順に第3・4・5・6・7・8・9運と変化していきます。

2016年の今年は、2004年から2023年の第8運になります。

次は2024年が第9運に変わる変わり目になりますし、

次の2044年からは、三元の180年間が終了し、新たな180年の出発の年を迎える、

大変革の年になります。

この第1運から9運が、どの様に私達の生活に影響を及ぼし、

都市・土地・建物にどの様に影響を及ぼすかを研究してきたのが風水でもあります。

売れる土地・建物、売れない土地・建物もこの、龍運がかなり影響を及ぼしています。

このことについて次回、お伝えします。

 
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