本年も押し詰まってまいりましたが、皆様いかがお過ごしですか。


東京都総合不動産コンサルタントの渡邊です。


今回は、中古マンション販売トラブルで気をつけることの一つを

記載します。


マンションをお探しの方でよく聞かれる事柄にペットの飼育の件が

あります。


例えば、ペット禁止のマンションを飼育できると誤解できるような説明

をした場合の例です。


ある不動産会社がペット飼育希望を条件としているお客様からマン

ション購入の依頼を受けたとします。


ペット禁止のマンションでペット飼育禁止以外の条件を満たしており

お客様が大変気に入っておられたのでマンションを購入していただ

きました。


しかし、お客様との契約後、数カ月たって、管理組合からペット禁止を

いわれたと大変憤慨され、今回の責任を取って買い取ってください。

との要請がありました。


今回の場合、お客様をご案内したマンションの中で、敷地内で子犬を

連れている住民の方が何人かお見かけしたので、「他の方々に迷惑を

かけなければ飼育してもいいという暗黙の了解があるのかもしれませ

んね。」と不動産業者が言ってしまいました。


この一言で、管理規約ではペットの飼育禁止が記載されているが、

他人に迷惑をかけないような小さなペットなら大丈夫だろうと思い

お客様はマンション購入をしてしまいました。


今回のように管理規約に違反してペットを飼う方は少なからずおられ

ますが、マンション内でトラブルになる事もよくあります。


不動産業者は管理規約を正しく説明することが必要です。


今回のような場合には、責任の有無はペット飼育が可能と誤認

される説明があったかどうかで判断されます。


不動産業者は、管理規約の説明をきちんとして、定められている

内容を正確に説明することが必要です。


間違っても、今回のような場合に、ペット飼育が可能と誤認される

ような話はしてはいけません。

管理規約により禁止されていることのみ説明してください。


このように管理規約で専有部分の利用制限をしているものは

居住用のみで事務所としての使用不可とかフローリングの貼替

工事の部材指定とかピアノや楽器の使用禁止等の規制がある

ことがあるので、重要事項説明書に記載するだけではなく、管理

規約のコピーを添付して説明する必要があります。


マンションの場合は、いろいろなライフスタイルの方々が住まわ

れておられますので、お互いにトラブルにならないように生活す

るために管理規約がつくられております。


その方のライフスタイルに一番適した住居をご提供することが

不動産業者の務めになります。











 
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