「公示地価」という言葉をご存知でしょうか?毎年発表され、土地の取引価格を算出するための指標となるものです。東京の地価はここ数年、高騰しています。では市区町村それぞれで、土地の価格が一番高い場所はどこなのでしょうか。実際に行って調査する企画です。

今回は、「中央区」で一番高い所に行ってきました。(スマイスターMagaZine編集部)

中央区といえば

中央区はその名の通り、東京23区の中央に位置します。古くから東京の経済・文化・商業を支えてきた地域だけあって、区そのものに「老舗」なイメージがあります。

この中央区には、商業施設が立ち並ぶ「銀座」をはじめ、オフィス街としても有名な「日本橋」、「人形町」があります。ほかにも最近なにかと話題の「築地」があり、どこもビジネスマンや、観光客、高級志向の人々などが多く集まるエリアばかりです。
さらに、タワーマンションが次々に建設されている「勝どき」「月島」もあり、下町風情を感じながら暮らせる街としても注目されています。
これは、どのエリアをとっても地価が高そうです。中央区のなかで最も公示地価が高い場所はどこなのでしょうか?

ケタ違いの高さ!公示地価が最も高いのは「中央区銀座4-5-6」

「公示地価」が最も高いのは「銀座駅」でした。2017年(平成29年)の 公示地価を調べると、1㎡で5050.0万円!坪単価にすると16694.2万円となります。
前回調査した渋谷区で最も高い公示地価が坪単価7140.5万円だったので、なんと2倍以上の公示地価です。
やはり「高級街」銀座。さらに28年度から比較すると+25.94%も上昇しており、日本一の座は不動です。再開発で地価が急上昇している渋谷でもまるで歯が立ちません。
では、早速「中央区で一番公示地価が高い場所」へ行ってみましょう。

銀座駅周辺


(撮影=スマイスターMagaZine編集部)

さて。銀座線の黄色い電車に乗り、銀座駅に着きました。地上に出ると、大きな交差点を行き交う車、そして銀座のシンボルとも言える「時計塔」が目に飛び込みます。この時計塔はなんと85年前に建てられたそうです。歴史を感じます。



(撮影=スマイスターMagaZine編集部)

時計塔のあるこの一角が、「中央区銀座4-5」です。地下鉄のA9、A10、B1出口に囲まれているところです。ではこの一角を周ってみましょう。


(撮影=スマイスターMagaZine編集部)

時計塔から銀座通りを北東に進むと、老舗パン屋さんの奥に大手楽器店「山野楽器」があります。ここが公示地価の最も高い「中央区銀座4-5-6」です。この楽器店の坪単価が16694.2万円。1坪1億円越えです。


(撮影=スマイスターMagaZine編集部)

楽器店のお隣にこんな記念碑がありました。調べると、真珠王と名高い御木本幸吉さんが1953年4月、95歳の時に建てた記念碑だそうです。


(撮影=スマイスターMagaZine編集部)

そう、あの有名な宝石店「ミキモト」です。歴史を感じますね。


(撮影=スマイスターMagaZine編集部)

銀座通りをさらに進むと、キリスト教専門書や児童書を豊富に取り揃えている老舗書店があります。


(撮影=スマイスターMagaZine編集部)

向かいの通りから見ると、このような形で老舗店が連なっています。さすが銀座です。


(撮影=スマイスターMagaZine編集部)

角を西に曲がると、高級ブティックがありました。

若者も訪れる街・銀座

「老舗店」や「高級店」そして「夜の店」が揃う「大人の街」としてイメージが定着していた銀座ですが、ここ数年で大きく変化を遂げています。

ちょっと夜の銀座も見てみたくて、暗くなるまで待ってみました。


(撮影=スマイスターMagaZine編集部)

2016年3月にはこちら、「東急プラザ銀座」がオープンしました。大きすぎて交差点の向かいからでは全貌を撮影することができませんでした。多くの商業施設が入り、話題のスポットとなっています。
 

(撮影=スマイスターMagaZine編集部)

銀座の最新スポットといえば、やはりここでしょうか。そうです、2017年にオープンしたばかりの銀座最大規模の商業施設、「GINZA SIX」です。屋上は4,000㎡に及ぶ庭園が広がっています。(4,000㎡、公示地価を考えるといくらになるのでしょうか…)さらには、施設には歴史と伝統のある銀座らしく能楽堂もあるとか。いま銀座で一番の話題スポットとなっています。来年夏には、閉館したソニービルを解体し、「銀座ソニーパーク」としてオープンする予定のようです。

大幅な公示地価の上昇も、一連の再開発で外国人観光客や富裕層の消費が増えると見越した結果かもしれませんね。
銀座は百貨店に行く年齢層の高い、リッチな人々だけが行くような場所、というイメージが強かったですが、今後若者も気軽に訪れやすい街というイメージに変わりつつあります。歴史のある大手百貨店や施設もそのままに、さらに新たな施設が立ち並ぶ町並みはこれから楽しみですね。親子3代で遊びに行っても楽しめそうです!たまの休日はお散歩ついでに銀座に訪れてみてはいかがでしょうか。ではまた。

 
  • line
  • facebook
  • twitter
  • line
  • facebook
  • twitter

本サイトに掲載されているコンテンツ (記事・広告・デザイン等)に関する著作権は当社に帰属しており、他のホームページ・ブログ等に無断で転載・転用することを禁止します。引用する場合は、リンクを貼る等して当サイトからの引用であることを明らかにしてください。なお、当サイトへのリンクを貼ることは自由です。ご連絡の必要もありません。

このコラムニストのコラム

このコラムニストのコラム一覧へ