4月に入り新しい生活をはじめた方も多いのではないでしょうか?
新しいことがはじまるこんな時期にはこれからの不動産購入を考えはじめるという方も多いことでしょう。そこで今回は不動産売却を考えている方にも役立つ、新築物件と中古物件のメリットとデメリットについて話していきます。
まずは自分が住むために購入する物件の場合について。
○新築物件のメリット
・維持費が安い、またはほとんどかからない
・税金が優遇されている
・施工業者によるメンテがある
・立地・間取を自分で考えられる
○新築のデメリット
・価格が高い
・土地がない場合には郊外になる
・土地の大きさにより間取が制限される
○中古物件のメリット
・新築より安いものが多い
・物件を何度も見て決められる
・タイミングが合えば好条件の立地も得られる
○中古物件のデメリット
・維持費が高く、メンテの頻度も高い
・保証期間か短い場合もある
このようにどちらにも良い点と悪い点があります。自分の家族構成や収入などの条件を付き合わせてみて、どちらが自分に合っているかを考えてみましょう。
次に賃貸などで収益を上げることができる物件の場合です。
○新築収益物件のメリット
・修繕費が発生する確率が低い
・立地が良ければ入居率が高く、家賃も高く設定できる
・最新の設備や人気のデザインを選べる
・10年間の瑕疵は施工業者による修繕が可能
○新築収益物件のデメリット
・価格が高い
・立地や間取、家賃設定で競合する物件が多い
○中古収益物件のメリット
・価格が新築よりも安い
・満室で購入することもできる
・資金計画が立てやすい
○中古収益物件のデメリット
・老朽化による耐震や事故などの心配がある
・修繕費が新築よりも頻繁にかかる
・近隣トラブルもあり得る
・設備やデザインの古さが入居率に響く
収益物件には自宅として購入する物件とは違うメリット・デメリットがありますね。利益を上げて収入を多くしようと購入する収益物件の場合には、後々の収益に関わることが多くあります。小さな点も見逃さないように気をつけなくてはいけませんね。
購入時のメリット・デメリットは裏を返せば、売却時にアピールできる点や気をつけておきたい点ということになります。手持ちの不動産の売却を考えている方もぜひ今回あげたポイントをおさえて、賢く不動産を売却するようにしましょう。