遠くない将来、不動産テックによって不動産ビジネスは劇的に変化すると言われている。
これまでの商慣習や仕組みが変わり、無数の新ビジネスが生まれるかもしれない。

借り換えサービスを軸に、住宅ローンの新サービスを次々にリリースするMFS(東京・千代田区)の中山田明社長に聞いた。(リビンマガジンBiz編集部)

MFS・中山田明社長 撮影=リビンマガジンBiz編集部

―MFSについて教えてください。

当社は2009年設立し、居住用不動産や投資用物件を持つお客様に対してサービスを提供しています。

2014年10月から住宅ローンのコンサルティングサービスを始め、2016年4月より住宅ローンの媒介サービス、2018年8月より不動産投資用ローンの媒介サービスを「モゲチェック」のサービス名で提供しています。

「モゲチェック」は、オンラインで提供される借り入れ及び借り換えのサービスですが、借り換えの場合、単なる借り換えローンを提案するだけではなく、「このローンは、他と比較してこれぐらい良いですよ」といったことまでお客様に伝えます。そして、借り換えを希望される場合は、金融機関との交渉、金融機関の審査のために必要な書類集めも含めた業務を代行しています。

画像=プレスリリースより

自分でローンを探して、必要な書類を集めたりするのは大変です。審査に落ちてしまうこともあります。我々がワンストップに対応し、お客様に合った最適な金融機関を探し出して提案しています。

料金は、借り換えを実行した成功報酬でいただいています。

当初は店舗を出して店舗接客を行っていましたが、2018年から電話接客型に変わり、そして2019年からオンラインでの対応がメインになりました。

―金融機関にとってMFSのサービスはどう認識されていますか。

書類集めから、ローン審査のところまで全て当社が対応するので、金融機関も余計な手間が省けます。その分、当社のお客様だけ有利な条件を付けてもらうといったことも実現しているんです。

例えば、金利を下げるとか特別なキャッシュバックをするとか、良い条件をローンに組み込んでもらえます。

金融機関からは費用は一切いただいていません。

▶次のページ:国内全金融機関の住宅ローン最新情報を収集(2ページ目)

 

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