住まいにもトレンドがありますが、今売れているのはどんな家でしょうか。
機能、間取り、内装、延べ床面積、家自体が持っている条件と、立地や周辺環境などからなる相乗効果で、
家を買いたい人のニーズを満たす魅力的な物件が生み出されています。
大手建設会社だけに限らず、地方の建設会社でも地元ならではの強みを活かして、
エリアの特性にフィットした住宅づくりが得意なところもたくさんあります。
地方の企業の底力、職人気質な技術大国であることをしみじみ感じる部分です。
日本は地震大国でありながら、話題になり人気を集めてしまうタワーマンションは、圧倒的な存在感、
さすがのブランド戦略で今後も人気物件として注目されますよね。
そんな素敵なタワーマンションの最上階、プール付き物件などでなくとも、
発売と同時に完売御礼が出るような人気物件は、最新の設備やブランドイメージだけが魅力
というわけでもなく、通勤時間を短くできる、駅が近い、
駅近辺の生活環境が気に入った、子育て支援の制度が心強い地域だから、
などの生活スタイルに合わせた住まいの選択をしているわけです。
タワーマンションができることで周辺環境も整っていく、ということもあるでしょう。
日常生活のお買い物がしやすい商店街やスーパーなどが近くにあることは、
あらゆるものが通信販売で行き届く現代でも、住まい選びのポイントとしては重要です。
人気のエリア、としてランキングに上がってくる駅には徒歩圏内に食料品や日用品の買い物ができる店舗が
点在していて、ショッピングモールが駅ビルにあるなど、たしかにとても便利です。
通勤エリアと居住エリアの作る生活圏のバランスの良いところが昔も今も人気のエリアであり、
少しずつそのエリアが変移しているということだと思いますが。
タワーマンションを例に挙げると、今後はその所有する階層によってかかってくる税率も変動することは、
購入時に忘れてはいけないチェックポイントのひとつですが、そもそも所有すると固定資産税がかかる不動産ですから、
不動産の所有者なら、税金のことをしっかりと念頭に置いておく必要があるのは言うまでもありません。