FPサテライトの町田です。

地方に移住を希望する人は年々増え続けています。

しかし、せっかく念願の地方移住を果たしても、その後の生活が続かずに都心へ戻ってしまう。

そんな方も少なくないようで、地方自治体も頭を悩ませています。

移住してもそこでの生活が続かないというのは、とてももったいないことです。

移住のために費やした時間とお金と労力が水の泡になってしまいます。

短期間でも、移住した経験は身になるかもしれませんが、せっかくであればそこで理想どおりの移住ライフをすごしたいものです。

地方移住が続かなかった原因は?

地域によって、原因は様々のようです。

1.やりたい仕事ができなかった

2.経済的に厳しくなってしまった

3.地域の人間関係になじめなかった

その他にも原因があることはありますが、これらが大きな要因を占めます。

特に、地域によっては仕事はあるのに人間関係がうまくいかずに続かない人が多い、というところもあるようです。

実際に住んでみなければわからないことも多い

上記の原因の1.と2.は、移住前に仕事を決めておく、移住前に資金計画を立てておく、といった方法である程度の解決ができると思います。

しかし、3.の地域の人間関係や、その地域の雰囲気などは、実際に住んでみなければわかりません。

それを受けて、地方自治体によって、視察会やお試し移住を推進している地域があります。

中には、都心から地方への交通費まですべて負担してお試し移住を行なっている自治体もあります。

また、その地域で移住を実現した人たちを集め、交流会を行なう自治体も多いようです。

1世帯だけで移住し、元々住んでいた住民の中に溶け込むには、かなりハードルが高いです。

そこで、移住者でまずはコミュニティを作り、住民の理解を得て人間関係を広げていく、という考えです。

このように、地方移住がうまくいかなかった原因に対して解決策を施していくことで、より移住→定住が円滑にいくようになってくるのではないかと思います。

これを各自治体で繰り返すことにより、日本全体が活性化してくるのではないでしょうか。

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