みなさん、こんにちは。
日本不動産研究所の不動産鑑定士、幸田 仁です。
今年も残すところあと2週間となりました。
平成28年もいろいろとありましたね。どちらかといえば、世の中が大きく変わりそうなニュースが多かったな~と私は感じました。
さて、今回のテーマですが、マイホームを購入する場合、いろいろな物件を検討することと思いますが、物件の善し悪しの考え方をきちんと整理しておきましょう!!ということが目的です。
■一番大事にしたいポイントを変えないこと・・・
不動産は、様々な検討ポイントがあります。特に中古住宅は新築と異なり、家の状態も変わりますので、本当に迷ってしまいますね。そこで、冷静に物件を選ぶためのコツとして私がおすすめするのは、「一番大事なポイント」をきちんと整理して、忘れたり、変えたりしないことです。
■大事にしたいポイントを整理する
不動産を購入する場合の検討ポイントというと、なんだかいろいろありすぎて、良くわからない・・・
と思われるかもしれません。しかし、不動産でも検討の対局となるポイントとして整理することができるのです。以下、表にしてみます。
マイホームを購入するということは、いろいろな希望や思いがありますので、家族で検討する場合はまとめるのが大変になってしまうこともあるでしょう。
そこで、購入前に、「イメージする暮らし方」をきちんと家族会議で整理して、そのイメージを持ちながら物件選びを行うことが大切ですね。
■家はなんとかなるけれど・・・
いろいろな物件を見るとき、皆さんはどこをみるでしょうか?
間取り?、システムキッチン?、家のデザイン?
確かに、家の状態や、使い勝手を良く検討することはとても重要です。しかし、家の場合は、購入後でも気に入らなければリフォームしたり、場合によっては建て替えることもできます。
しかし、土地はどうでしょうか?
その土地に住んでみて、敷地が狭い、形が悪い、不便といった不満は解消することがとても大変です。
物件を紹介してもらう場合は、家そのものの内容と同じくらい、その土地や周辺地域についても目を向けることが大事だと思います。