エンド価格


不動産のエンドユーザー(一般のお客様)が最終的に購入する不動産の価格


【読み-えんどかかく】

【用例-こないだ業者から回ってきた物件、あれじゃエンド価格やで】

【用例意味-不動産買取業者に対して不動産仲介会社から情報提供された物件の価格が、あまりにも高いエンドユーザー価格であった為、プロの買取には適さない状況】

不動産を高く売りたいあなた、こんにちは。

不動産業界専門の集客・営業教育コンサルタントの梶本幸治です。

今日も、大阪市西区北堀江のオフィスからお届けします。

本日の不動産【裏】用語集は「エンド価格」を取り上げます。

エンド価格と言う言葉自体は、別に不動産業界に限った言葉ではございませんが、ちょっと取り上げてみたいと思います。

エンド価格と言う言葉の意味は、そのものズバリ「不動産のエンドユーザー(一般のお客様)が最終的に購入する不動産の価格」を指しますが、不動産の場合車などと異なりその物件は世界に1つしかない為、エンドユーザー価格を算出する事が割と難しいのです。

不動産買取再販業者が物件を買い取る際は、このエンド価格の見極めが非常に重要になって来るのです。

勿論、エンド価格を知る為に価格査定は行うのですが、このエンド価格を見誤って不動産を買い取ってしまうと「買い取った物件が全然売れない」なんて悲劇的な結果が待っています。

では、不動産買取再販業者はエンド価格に対して、どれくらいのパーセンテージで買い取り価格を決めるのでしょうか?

一般的には「再販価格20%の粗利が出るなら買取オッケー」と言われる事が多いように思いますが、明確な基準を設けている不動産買取再販業者は少ないように感じます。

再販価格の20%といっても、エンド価格150万円くらいの物件も沢山あり、それじゃ150万円の20%、粗利30万円で物件を買い取るのかというと、そういう訳でもございません。

つまり、その不動産買取再販業者が「その物件を買いたいか?その物件のエリアが得意か?今、買取済みの在庫商品が多いか、少ないか?」などの事情も複合的に絡み合って買い取り価格は決まるのです。

ん…ここまで書いて気が付きましたが、これじゃまるで「買い取り価格」の説明をしているみたいですね…。

この記事は「エンド価格」に関する説明をする予定だったのに…スミマセン。

 
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