不動産を高く売ってくれる営業マンに出会いたいあなた、こんにちは。

不動産業界専門の集客・営業教育コンサルタントの梶本幸治です。

今日も、大阪市西区北堀江のオフィスからお届けします。

不動産を売却する際、不動産会社さんの規模(大手か地域密着型の地元会社か)や、提示される査定価格の金額を気にされる方は多いと思います。

しかし、最終的には担当してくれる営業マンの腕次第で、売れる価格に差が出る事をご存知ですか?

大手の不動産会社さんだろうと地元の不動産会社さんだろうと、チームで不動産の売却活動を行うところは殆ど無く、全ては担当営業マンに任されるケースが多いのです。

全国展開の大手不動産会社さんなら、他の支店や営業所も総出で自分の不動産を売ってくれると思っておられる方もいらっしゃますが、私の知る限りそのような不動産会社さんはございません。

では、不動産を高く売る営業マンの見極め方について少しお話しさせて頂く事にしましょう。

= 選ぶなら若手かベテランか =

不動産の営業マンとしてピチピチした若手営業マンか、経験豊富(に見える)ベテラン営業マンかどちらが良いか悩んでしまいますよね。

この点について私は「どちらでも良い」と思っています。フィーリングの合う方なら、若手だろうがベテランだろうがどちらを選んで頂いても良いでしょう。

若手は確かに経験不足かも知れませんが、先輩営業マンよりも現在売出し中の物件を沢山見ている人も多く、現時点での相場に精通している人が結構いらっしゃいます。

次に、ベテラン営業マンは豊富な経験があり交渉力に長けている方も多い為、勿論頼りになります。

しかし、離職率が高く人の入れ替わりが激しい不動産業界では「年配だからベテラン」とは限らない事には注意が必要でしょう。

四十路に入ってから不動産業界に転職してきました…って方も多いですからね。

= 営業トークのココを見れば、営業マンの力量が分かる =

営業マンの力量を図る上で、その営業トークは試金石となります。

査定書を持参した上での査定報告の席上において、冒頭からいきなり価格の話ばかりする営業マンは…あまり期待出来ないですね。

一生懸命に分厚い査定書を作成した営業マンは、その労力をアピールしたいがためにいきなり査定書を広げ、自らの相場判断を開陳し出しますが…こういう営業マンには帰って貰いましょう。

出来る営業マンは自説を滔々と述べるような事はございません。

私の知り合いや、クライアント先の営業マンで「出来る営業マン」は必ず、お客様の売却理由を徹底的に聞いています。

そのうえで、販売計画の説明を行った後、価格に話に入っています。

考えてみれば当たり前の話なのですが「借金の返済期限までに不動産を現金化したい」方と、「遊ばせている不動産をゆっくり売りたい」方では提案内容も異なります。

つまり売主様の状況を的確に把握した上で、販売計画を立案できる営業マンにご所有不動産の売却は任せて下さい。

たまに営業マンに対して、ご自身の状況やご希望を話したがらない売主様がいらっしゃいますが、ちゃんと話をしておいた方が高く売れる可能性が高くなりますのでお気を付け下さいね。

= 結論 =

不動産を高く売る営業マンとは、売主様の売却理由を把握した上で、価格や販売計画の説明を行う営業マンです。

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