不動産コンサルタント・ニコニコ大家さんプロデューサー

星 龍一朗です。

今回のテーマは、
なぜ買取転売が成り立つのか?
です。

実需物件の場合は、
リフォーム
がポイントになります。
自己居住用のマンションや一戸建ては、
不動産買取業者は、購入後、かなりのリフォーム工事を行い、
付加価値を付けて、販売する場合が多いです。
やはり、見た目の第一印象は、とても重要ですので、
最近では、中古物件でも、リフォーム後、
モデルルームのように家具を置いたりして、
ステージングをするようになってきています。
ところが、個人で、自分の物件を売る際に、
なかなか大幅なリフォーム工事をしてから、
売りに出すというのは、資金的な面や、
もし、リフォームをして思っていた値段で売れないリスク
などの面から、ハードルが高いですよね。
ですから、買取転売をする不動産会社が、
現況の状態で買い取って、リフォームをしてから、
販売するということが成り立つのです。
逆に言うと、
自分の物件を高く売ろうと思ったら、
リフォームをして、さらに、モデルルーム化して、
売りに出してみる!
というのは、一つの選択肢になります。
ただし、リフォームなどにかかった費用を、
回収できるか、
つまり、リフォームをしたことによって、
しなかった場合よりも、工事費用以上に高く売れるかどうか、
その辺の見極めは難しいところです。
でも、
これからは、自宅をリフォームしてから、売りに出す
という人が増えてくるのではいかと、
個人的には予想しています。
というのは、
サラリーマンを始めとした個人層で、不動産投資をする人が、
ここ数年で、ものすごく増えてきているので、
投資の感覚を持っている人が増えているからです。
ですので、自宅を売却する時にも、
費用対効果を考えた上、リフォームをした上で、
高く売ることを目指すというのが、
少しずつ増えるのでないでしょうか。
次回は、収益(投資用)物件の場合で、
なぜ、買取転売が成り立つのかについて、
書かせて頂きます。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

次回も、よろしくお願いします。



星 龍一朗

 
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