一般的に行われている”担保不動産競売”とは

担保不動産競売とは、債権者が抵当権を実行して債務者が所有している不動産を裁判所を通して強制的に売却し換価する方法のことをいいます。日本では競売されている物件の大半がこの担保不動産競売です。主に日本では金融機関から住宅ローンを借り入れてマイホームを購入します。この住宅ローンを組むのに多くの場合、抵当権をマイホーム自体につけることになります。購入後は住宅ローンを毎月返済していかなければならない訳ですが、色々な理由でローン返済ができなくなることで、この抵当権が行使され競売という形で売却が進むことになります。担保不動産競売かどうかを見分けるのに一番簡単なのは(ケ)という事件番号が不動産競売という意味ですので、覚えておくといいでしょう

もう一つ”強制競売”とはどのようなものか

日本の多くは担保不動産競売であるのに対し、もう一つの強制競売とはどのようなものなのでしょうか。強制競売とは、債権者が公正証書や判決などの債務名義に基づき、債務者の不動産の売却を強制的に行うことをいいます。日本の場合は債権者が強制的に不動産を売却し、お金を奪うことは禁止されているため、国家の強制力を利用して債権回収を行うと解釈されています。強制競売を区別するのは、事件番号(ヌ)と記載がありますので確認しましょう。

では、どちらが競売しやすいのでしょうか。

実際に競売を行うのにどちらが行使しやすいのかといえば、日本で一般的な”担保不動産競売”です。競売するにあたりトラブルは少ないのが理想です。このトラブルが起こる確率が低い方が担保不動産競売です。不動産担保競売の場合は、戸建て住宅やマンションなどを色々な事情で手放すというケースであるため、債務者の殆どは個人であることが多いのです。このような人は、ごく普通に住んでいる一般人であることが殆どです。つまり、立ち退きする際にも大きなトラブルが起こるというようなことは少ないでしょう。これに対して、強制競売を行使する際には債務者が契約違反を行っていたり、不法行為を行っているというケースなど悪質な所有者もおり、立ち退きなどでトラブルが起こることもあるのです。いずれにしても競売の段階でどのような理由で競売にかけられたかを確認することが大事です。

 
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