みなさまこんにちは!


3月となり確定申告も終えた時期だと思いますが、あえて今回はこのテーマにしました。特に昨年に事業がうまくいった方は多くの税金がかかり、それに比例して多くの税金がかかってしまうことから、節税対策にも悩まれたことだと思います。よく不動産投資をすることで節税ができるとの話がされることがありますが、これについて今回はお話ししていこうと思います。

 

まず、個人で不動産に投資した場合の税金処理ですが、例えばサラリーマンの方が副収入のために不動産に投資した場合に赤字が計上された場合は、給与から天引きされていた税金をその赤字の範囲で還付してもらうことができます。また、仮に不動産投資で黒字となっていたような場合は修繕費、接待費、セミナー代等の経費を増やして不動産所得を減額することができます。交通費や書籍購入費用も経費に計上することはできますが、どこまでが必要経費になるかの明確な基準は存在しないので、専門家である税理士の先生にご相談することをお勧めします。また、不動産投資の場合は経費に計上しすぎて所得が低くなって融資が下りづらくなってしまうというリスクも念頭に入れておく必要があります。

 

また、不動産投資を法人で行うことで税率を下げることができるということもあります。一般的には課税所得金額が1000万円を超える金額あたりからは法人で不動産を購入したほうが得となることが多いようです。既にサラリーマンでの収入が1000万以上ある人は1件目から不動産の購入を法人で行ったほうがいいと思われます。法人にすることで物件を売却した時の利益にかかってくる税金も個人の時より低く抑えることができる場合がありますし、家族を役員にするというような方法でも節税ができることがあります。さらには法人の方が不動産所得でマイナスになった場合に、損失の繰越期間が個人の場合よりも数倍長いというメリットもあります。

 

このような点から考えると、不動産を法人で購入するメリットは数多くあることが分かります。

 

 
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