不動産投資において最も重要なのが物件選びです。

良い物件であれば入居者にも困りませんし、収益確保をしやすくなります。

その為、物件価格が安くても将来の人口減などが予想されるようなエリアは購入してはいけないと思います。

 

プロからしても外見だけでは判別がつかないことも少なくはないですが、やはりご自身で現地まで足を運んで事前に自分の目でチェックすることは必須です。隣地との境界の確認、道路の種類の確認、雨漏りなどを原因とするシミがないか、図面と違う部分が無いか等チェックすべきことは山ほどあります。

また、物件購入は利回りが重要ですが、利回りだけで判断は禁物です。建物は歳月の経過と共に老朽化していくので、築年数が古い物件は旧耐震など建物の構造自体に不安が残りますし、修繕工事等のメンテナンス費用なども新築や築浅物件に比べ費用が発生するタイミングが早くなってしまうので、中古物件を購入する際には将来の修繕計画も念頭に置くべきです。現金一括で購入可能な投資家には良いかも知れませんが、金融機関でローンを組んで資産形成される方にはあまり向きません。基本的には物件の法定耐用年数内でローンを組むので、古い物件だとローン期間も短くなってしまうからです。

これに対し、新築物件では直近でそのような修繕費用が掛かることもないですし、一定の利回り以下にはなりにくいという特徴があります。

中古であるか新築であるかだけでは物件としてどちらが良いかの判断はしづらいので、様々な要素を考慮する必要があります。

これらの理由からも購入に際しては、一定のニーズがあるエリア(首都圏及び大阪など)に絞る、駅から遠くない、築年数が浅い、管理がしっかりしているというような内容で選別された物件を購入していくべきだと思います。

 

 

 

 
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