住む地域によっては、

あまり意識をしないかもしれないが、

住んでいる地域によっては、

「町の景観」の条例というものがある。

主に観光名所があるような町で

そのような「町の景観」についての

ルールがある場合が多い。

私が住んでいるエリアは

神奈川県の湘南地区なのだが、

どうしても観光地がある関係上、

景観に関する決まりが厳しい。

今回はこの景観について

少し掘り下げてみたいと思う。

普段住んでいる地域の事

を改めて考え直して、

市のホームページなどを

調べてみた。

【例えばこのような決まり事】

例えば湘南の中でも特に観光地で

有名な鎌倉市にスポットライトを

あててみたいと思う。

鎌倉市のホームページを参考に

したところ、都市景観形成を

進める為に以下の点を示していた。

「地区の特性・課題」

「景観資源」

「土地利用の方向性」

「まち並み形成の方向性」

これらはどういう事かというと、

大雑把に言ってしまうと

「外からも人が沢山来るので、

見た目に気を付けましょう」

という事のようだ。

このように決まり事がある

鎌倉市の町並み。

鶴岡八幡宮、大仏、湘南の海

などの観光名所で有名なこの地域は

エリアによっては高層の建築物を

建ててはいけないなどの様々な

決まり事があり、景観が守られている。

鎌倉市の町を歩いてみると気付くと

思う。東京などの都市にあるような

高層ビルなどが一つも無い。

ある程度の高さの小さなビルは勿論

あるが、決まり事が厳しいのである。

【世界遺産を目指していた時期も】

実はこの鎌倉は世界遺産を

目指していた時期もあるくらいの

町である。

それだけに、やはり景観や

町つくりには慎重な様子が

伺える。

結果的に世界遺産としては

落選のような結果になって

しまったのは残念であるが、

それだけの文化を重んじる

町なのである。

【市民の声も聞いてもらえる】

色々と調べてみると、

景観計画募集と言う事も

町では行われているようだった。

市民の声を反映させようと

いう事で、現在はホームページ

などでそれを見る事ができる。

【町つくりの大切さ】

普段自分が無意識で過ごしている

地域も、実は観光地としては有名で

様々な決まり事や取り組みによって

町並みが守られてきたのだなという

事が今回の調査でわかった。

普段、何気なく歩いている町並み。
違う視点でこれからは見る事が
できるかもしれないと思う。
 
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