国土交通省は、円滑な不動産取引を促進することなどを目的に、不動産価格や周辺施設、防災、都市計画などを重ね合わせて表示させるWebGISシステム「不動産情報ライブラリ」を2024年4月1日より公開する。

公開に先立ち、3月15日に報道関係者を対象とした「ライブラリ」のデモンストレーションが行われた。

撮影=リビンマガジンBiz取材班

不動産情報ライブラリは、不動産に関するオープンデータや情報を、地図情報にわかりやすく表示するというもの。公共施設、学校、福祉施設といった周辺施設の情報をはじめ、洪水浸水想定地域や土砂災害警戒区域などの防災情報、都市契約区域や区分表示などを地図上に表示させることができる。

「不動産情報ライブラリ」撮影=リビンマガジンBiz取材班

また、地形情報や将来推計人口(平成27年の国勢調査に基づく、2050年までの将来人口の試算結果)なども見られるほか、地価公示や基準地価、国交省がアンケートによって収集している取引価格情報、レインズが保有している成約価格情報なども確認することができる。

地価公示の推移なども閲覧することができる 撮影=リビンマガジンBiz取材班

なお、登録申請をすればAPIを利用することができ、様々なサービス開発などに活用することができるという。

「不動産情報ライブラリ」は2024年4月1日10時より下記IURLより閲覧が可能になる。
https://www.reinfolib.mlit.go.jp/

 
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