明治公園の園内店舗がオープン。カフェやサウナ、遊具レンタルなど6店舗が開業
東京建物が代表となり構成されるTokyo Legacy Parksが運営する「都立明治公園」の園内店舗が2024年1月31日にオープンする。それに先駆けて、1月29日にメディア内覧会が開かれた。
明治公園(東京都新宿区)は、2023年10月31日に開園した敷地約7,500㎡で、都立公園では初となる都市公園法に基づく公募設置管理制度(「Park-PFI」)を活用し、公園の整備等は民間企業の公募によって運営されている。
園内にある5棟の建物に6つの店舗があり、カフェや飲食、都市型スパといった施設が1月31日より順次オープンする予定だ。
スポーツアパレルメーカーのゴールドウインの新業態となる「PLAY EARTH PARK WONDER STORE 都立明治公園」では、アパレル販売に加え、園内で利用することのできるキャンプチェアやテーブルをはじめ、遊具のレンタルが可能だ。また、子どもに向けたワークショップやイベントなども企画・実施していくという。
園内にはカフェが数店舗オープンする。
1つは、毒素の無い日本唯一のクリーンコーヒーなどをオンラインで販売しているBLUE SIX初となる実店舗「BLUE SIX COFFEE」だ。
店舗では、コーヒーに加え、自家製のスイーツやフードメニューを飲食できるほかオリジナルのプロテインやサプリメントを購入することも可能だ。
もう1つのカフェは「スターバックス コーヒー 都立明治公園店」で、都内の公園ないの店舗としては8店舗目となる。
2階建ての店舗となっており、1階はスタンディングが可能なハイテーブルを中心としたレイアウト、2階はローソファーやテラス席が配置されている。
1階の照明や2階の壁面にあるアートも特徴的な店舗となっている。
その他にも、ゼットン(東京都渋谷区)が手がけるハワイのビストロレストラン「natuRe tokyo(ナチュール トーキョー)」は2024年2月に、東京建物グループ初となる都市型スパ施設の第1号店となる「TOTOPA」の1号店は2024年3月にオープン予定となっている。
園内はAIビーコンやAIカメラを搭載したスマートポールが設置されており、来園者のカウントなどを行い、各店舗へデータを共有。食材のロスやサービスの改善などに活用されるといった取り組みも試験的に行われるという。