大家が不動産会社に感じる不満は「クレーム対応」や「担当者の対応」。Qurepass調べ
Qurepass(東京都豊島区)は、全国の賃貸物件オーナー(大家)1,007名を対象に「大家が不動産に求めること」に関する調査を実施し、その結果を発表した。
同調査によると、約7割の大家が不動産会社の対応に不満を感じたことがあるという結果だった。また、どのような対応に不満を感じたかを聞いた質問では、「クレーム対応が遅い」(39.9%)「担当者の対応が悪い」(39.2%)といったものが多い結果だった。
個別のコメントを見てみると「約束の期限までに対応してもらえないことがあった(40代/男性/東京都)」「聞きたいことがありメールをしたがレスポンスが非常に遅い(40代/女性/北海道)」といった声も寄せられており、手数料などを差し置いて、連絡の繫がりやすさやレスポンスの良さを重視している大家が多いようだ。
物件を賃貸に出す際にこだわったポイントについて、「とてもある」(33.1%)「ややある」(45.6%)という結果で、8割近い大家が物件にこだわりを持っている。また、不動産会社を選ぶ際ポイントとしては、「地域密着型」(39.9%)「管理内容がシンプル(管理手数料が一律など)」(38.6%)「客付けが早い」(37.2%)といったものが上位を占めた。
また、賃貸を依頼する不動産会社の選定に要した機関については、2か月~3か月未満」が30.0%と最も多く、次いで「~1か月未満」(21.5%)「1か月~2か月未満」(20.0%)と続いた。