2023年8月30日、一般社団法人不動産クラウドファンディング協会が設立した。発起人は、クリアル(東京都港区)、トーセイ(東京都港区)、エー・ディー・ワークス(東京都千代田区)の3社となっている。
2017年12月不動産特定共同事業法の改正以降、不動産クラウドファンディング事業者は増加しており、2023年8月時点で69社に上っている。
設立の背景として、プレイヤーが増え市場が拡大するなかで、客観的・中立的な立場から業界を俯瞰し、不動産クラウドファンディング業界の信頼性と透明性を向上させ、消費者保護を目的としている。
8月30日、都内で開催された不動産テック協会による不動産テックカオスマップ発表会において、今回の協会設立について挨拶した不動産クラウドファンディング協会の代表理事でクリアル・代表取締役の横田大造氏は「業界が伸びている一方で、各社の動きは各社のWebでしか確認できない。協会を設立することで、業界のルール作りやガイドラインの制定、物件がどのような出口を向かえたのかといったこれまで内部でしかわからなかった情報も公開することで業界の透明性向上を図っていきたい」と語った。
また、9月には設立を記念した、記念イベントも行われる予定だ。
【 イベント概要 】
開催日時:2023年9月28日(木)18:00 ~21:00
会場:東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワー N館19F fabbit会議室 丸の内 カンファレンスルームA(予定)
イベント内容 :各理事(後述)及び関係行政機関の方による設立記念の挨拶、当協会アドバイザー(TMI総合法律事務所 パートナー弁護士 成本 治男氏)による基調講演、名刺交換会(予定)