ラストマイルワークス、デジタルコンテンツの外注プラットフォーム「ラクナル」をリリース

カンボジアやベトナムといった東南アジアに開発拠点を持ち、CGやVRサービスなどを提供するラストマイルワークス(東京都中央区)は、不動産業界に特化した一括外注のプラットフォーム「ラクナル」をリリースした。

画像=プレスリリースより

同サービスは、15以上のコンテンツ制作を一括で発注・管理することができるプラットフォームだ。不動産広告に使用されるCGパースやバーチャルステージングをはじめ、バーチャルツアーやプロのカメラマンによる物件撮影などの発注に対応している。

ネット広告やWebコンテンツを活用した反響獲得が主流になりつつあるなかでは、CG画像やパースといったデジタルコンテンツの外注需要が高まっている。一方で、制作会社との煩雑なやりとりやコミュニケーションコストは無視できない問題だ。

画像=プレスリリースより

「ラクナル」は、発注状況の管理やチャットでのやりとり、チェックバック機能などで、担当者の負担軽減や業務の効率化をサポートする。

「労働人口が減っている不動産業界では、外注・アウトソーシングのニーズは今後ますます高まると感じています。特に地方や郊外の物件ではプロのフォトグラファーを見つけられないケースもあるため、全国に対応している『ラクナル』の物件撮影を活用いただく機会が増えるのではないでしょうか」と語るのはラストマイルワークス・代表取締役の小林雄氏だ。

CGやVRコンテンツの制作には、カンボジアやベトナムに在籍する100名以上のスタッフが対応する。今後も東南アジアや発展途上国と呼ばれる国々に、デジタル・IT事業を通じた雇用創出の拡大を掲げている同社。

同・小林氏は「不動産会社からの仕事発注で、途上国が潤うという仕組みを作っていきたい」とサービスに対する意気込みを見せた。

 
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