SYLA(シーラ) 米国ナスダック市場へ上場
SYLA(シーラ) 米国ナスダック市場へ上場
2023年3月31日、投資用不動産の販売や不動産クラウドファンディングなどを手がけるシーラテクノロジーズ(東京都渋谷区)が、米国ナスダック市場へ新規上場した。
シーラテクノロジーズは、同社グループの持株会社で、主な事業は不動産クラウドファンディングサービス「利回りくん」を始め、太陽光やデベロッパー事業などを展開している。
同社代表取締役会長で創業者の杉本宏之氏は、2001年に不動産デベロッパーのエスグラントコーポレーションを設立し、2005年に当時業界史上最短・最年少で名古屋証券取引所セントレックス市場(現:ネクスト市場)に上場した経歴を持つ。
エスグラントはリーマンショックの煽りを受けて2009年に民事再生法が適用され(同年、上場廃止)、杉本氏も巨額の負債を抱えて自己破産となったが、2010年よりシーラホールディングス(現:シーラテクノロジーズ)を立ち上げ現在に至る。
2023年4月1日、杉本氏のTwitterには、”僕達の明確なビジョン、テクノロジー、そしてモノづくりへの情熱が米国の投資家にも届き、時価総額243億円という評価を頂きました。”との投稿があり、時価総額についても触れられている。
プレスリリースには、今回の上場によって”主力事業である不動産クラウドファンディングサービスにおいて世界NO.1を目指す”との意気込みも示している。