プロパティテクノ 不動産仲介会社向けサービス「HOMENET Pro」をローンチ
2022年11月3日、property technologies(東京・渋谷)は、不動産仲介会社に向けた業務支援サービス「HOMENET Pro(ホームネットプロ)」をローンチした。前日の2日には、メディアや報道に向けた記者発表会が開かれた。
「HOMENET Pro」は、最短5秒でAIによる買取価格が査定され、簡単な操作で提案書の作成までができる、不動産仲介会社に向けた業務効率化を目的としたクラウドサービスだ。
property technologiesのグループ会社で、買取再販事業を行うあるホームネット(東京・渋谷)が、これまで仲介会社からの依頼などで行ってきた数十万にも及ぶ買取査定データをAIに学習させることで、ホームネットが実際に買い取ることができる価格を自動的に即座に算出することができるという。
既に、ホームネット社内では「HOMENET Pro」のシステムが活用されており、「これまで5時間ほどかかっていた業務が30分にまで短縮され、最大90%の削減ができた」と語るのは、property technologies・濱中雄大社長だ。
みずほ不動産販売(東京・中央)が導入することなども同時に発表され、来期中に1,000社の導入を目指すという。
発表会では、同社の社外取締役も務める、一橋大学ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センター・清水千弘教授によるセミナーも行われ、海外の不動産テックやDXの活用事例などを解説するとともに、日本の不動産業界におけるDX化やAI活用の重要性について語った。