こんにちは。婚活FP山本です。今も昔もこれからも、永遠に無くならないと言われているのが「いじめ問題」。いじめは「小学校に入ってから徐々に」具体化する傾向ですが、一方で小学校に入るタイミングで不動産を購入する方も多いもの。今回は息子がいじめにあった方の実話です。

入学に合わせて不動産購入。小5の息子が何やら…

あるところに40代の既婚男性Aさんがいました。Aさんは30歳頃に同い年の女性Bさんと結婚。その後息子も産まれ、息子が小学校に入る直前に現在の不動産を購入しました。不動産購入の時期としては一番ありがちですね。

そんな幸せいっぱいの日々を過ごすAさん一家でしたが…小5になった息子が近頃あまり笑わなくなってきたのです。むしろ少し暗い感じ。学校で何かあったのか聞いても何も答えません。夫婦で話し合いましたが、とりあえずは様子見という事に…。

息子が泣きながら登校拒否!学校や親に抗議したが…

事態はその一週間後、急変します。なんと息子が泣きながら「もう学校に行きたくない」と!Aさんはハッと「いじめか!」と察しました。しかも登校拒否するほどですから、すでに息子は相当いじめられていると考え、同時に気づけなかった自分を悔やみました。

Aさんはすぐに会社に有給の連絡を入れ、まずは息子に色々と優しく質問しながら落ち着けました。その後に学校や加害生徒の家に猛抗議!ですが加害生徒の親は皆「気にしすぎ」で話にならず、学校は学校で「注意しておきます」とイマイチな反応。どこも一緒ですね。

愛する息子のためなら!不動産を売却&転校を決意

実はAさん自身、今の息子と同じ頃にはいじめにあっていたのです。だからこそ今の息子の気持ちと共に、「いじめ問題は解決できない」事を誰よりも深く理解していました。そして決してムリに登校させること無く一週間様子を見つつ、夫婦で話し合って決意します。

購入直後の不動産ですが売却して引っ越し、息子を転校させる事を!売却しても残る住宅ローンは確かに痛いですが、幸い共働きだったのと息子のためなら…で飲み込みました。現在息子は中1。今のところいじめは無い様子ですが、あったらまた引っ越すために今は賃貸生活をされてます。購入直後の不動産を売却してでも息子を守ったAさん、父親の鏡です!

おわりに

いじめ問題は周囲が考えてる以上に深刻なもの。仮にその根深さを理解していても「購入直後の不動産を売却」する方がもっと考えられないため、大抵が手遅れに…。Aさんの取った行動はいじめ問題に対する一つの対処例ですが、あなたならどうやって息子を守りますか?

関連リンク↓ 「不動産を売却して家庭内暴力から逃れた夫婦の話!」
/column/yamamotomasayoshi/21499/
 
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