こんにちは。婚活FP山本です。男性には中々理解されない問題の一つに「嫁姑問題」ってありますよね。特に同居が基本の地方では未だによく聞く問題ですが…実際にあなたがこの問題に対面したら、どう対処しますか?今回はそんな実話です。

同居が原則の地域、実家近くでの購入で解決?

とある地方に30代半ばの独身男性Aさんがいました。Aさんはすでに3年ほど婚活中。「このままずっと独り身なのかな…」と考えてた矢先に少し年下の女性Bさんと出会い、どうにか結婚!ホントにおめでとうございます♪

ただし一つだけ問題が。Aさんは長男で実家を継ぐ予定、つまり親との同居が前提だったのですが、これにBさんはイヤがったのです。今時なら当然ですね。A親も最初は反発しましたが息子の結婚を優先し、実家近くで不動産を購入することで最終的に合意しました。

案の定の過干渉、特にダメ出しがヒドかった…

さて、これで晴れてAさんBさん共に楽しい結婚生活が…始まらなかったのです。入居当日に引っ越し手伝いと称して来訪して以来、頻繁に名目を変えてA親、特にA母親が新居不動産へ来訪。そしてその都度Bさんにダメ出しの干渉をしました…。

比較的大人しめだったBさんも最初は「別居にしてもらったんだし少しは…」と過干渉に耐えてましたが、やはり長くは続かず…。少しずつ言い返すようになりましたがA母親は聞く耳を持ちません。Aさんに言ってもやはりムダ。嫁姑問題はやっかいですね…。

離婚よりは…と売却し、遠方へ移住

そして結婚して1年が経つ頃、ついにBさんにも我慢の限界が!「これ以上親の干渉が続くなら離婚して!」と。そこまでBさんが思い詰めてたとは露知らずのAさんは相当に焦りました。まずはA親に言うも「気にしすぎ」と話になりません。

Aさんにとってようやく結婚してもらったBさんは、もはや親より大事な存在。離婚よりはマシと考えて会社に転勤願いを、そして購入して1年の新居不動産を売却して都心部への引っ越しをしたのです!新居不動産を売却してまでBさんを守ったAさん!素敵です!

おわりに

男性が考える以上に嫁姑問題はやっかいであり、簡単に離婚にまで発展する問題。あなたなら奥様の気持ちを察し、購入直後の不動産を売却してまで守る行動が取れるでしょうか…?ひとまず、売却云々の前に結婚直後の不動産の購入は控える方がいいかもですね。

関連リンク↓ 「不動産!親のエゴが生んだ援助にまつわる悲劇の話」
/column/yamamotomasayoshi/21090/
 
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