こんにちは。婚活FP山本です。不動産を購入する時、比較的多くの人は「親の援助」を受けますよね。それは大変ありがたいものなのですが、親の中には「金は出すが口も出す」タイプが…。そしてそれは時に離婚問題にまで発展するもの。今回はそんな中でも特にヒドい実話です。

結婚と同時に新居不動産を購入!…ただ

とある地方に実家暮らしの30歳サラリーマン男性Aさんがいました。Aさんはけっしてモテるタイプではありませんでしたが、婚活の甲斐あって見事同い年の女性Bさんと結婚!ホントにおめでとうございます♪

ただしBさんは今時の女性で「親との同居はイヤ」という条件付き。なので結婚と同時に新居不動産の購入を計画しました。しかしAさんの経済力だけでは…。そこでAさんは親に援助をお願いしました。これが悲劇の始まりです…。

ヒドい干渉。二言目には「誰のおかげで…」

確かに無事、新居不動産は購入できたのですが立地がなんとAさん実家の徒歩圏内。そして案の定「ずっと実家暮らしだったから心配で」と頻繁に夫婦生活に干渉してきました。文句を言おうものなら「誰のおかげでこの不動産を購入できたと思ってる!」と…。

「これでは親と同居してるのと変わらない!」と、日に日にBさんの不満は溜まっていきました。そんな生活が1年ほど続いた頃、ついにBさんの不満は爆発し離婚を宣告。さすがのA親も焦りましたが、もはや手遅れ。一切の聞く耳を持たず夫婦は離婚しました。

ウワサを呼ぶも売却は許されず。そして…

Aさんの悲劇はまだ終わりません。ここ1年の離婚劇は田舎だったため周辺地域にウワサとして知れ渡ってしまったのです。離婚後の再婚活もしにくく、親に売却を提案するも「購入したばかりで何を考えてる!」と…。まるで新居不動産はA親の別荘ですね。

ちなみに現在のAさんはまもなく40歳。親に「早く次の相手を探せ!」と言われながらの婚活の日々です。もちろん不動産の売却を訴えても却下。実家近くの不動産に住むままでは当然婚活にも悪影響なのですが…親のエゴは恐ろしいですね。

おわりに

親のおかげで新居不動産を購入できたものの、親の希望で立地を指定され、そして親の干渉で離婚。さらに親の意向で売却も許されず再婚活の望みも断たれ続ける…。「親の援助」は時にこんな悲劇を生むようです。親の援助をアテにした新居不動産の購入にはご注意を!

関連リンク↓ 「不動産!新築ほどに高値で売却できるができない話!」
/column/yamamotomasayoshi/20069/
 
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