こんにちは。婚活FP山本です。近頃では結婚しても親と同居しない方が圧倒的多数ですよね。子供は子供で別途不動産を購入する時代です。では親が亡くなったら、元の実家はどうするのか…しかもそれが比較的近所だったら?今回はそんなお話です。

結婚を機に、互いの実家中間点に新居購入

とある地方に実家住まいの30代の独身男性Aさんがいました。Aさんは日頃は仕事をガンバりつつも週末には出会いを探して色んなところに出かける日々。そんな努力がついに実を結び、同い年の女性Bさんとの結婚を果たしました♪

そんなAさん夫婦ですが、今時の流れ通りにBさんがAさん実家での親との同居を拒否。Aさん自身もそれはそうだろうと受け入れ、互いの実家の中間点辺りに新居不動産を購入しました。ちなみに各不動産は車でわずか10分程度ずつの距離。

結婚10年で両親揃って…実家を相続

その後、普通に妊娠・出産。共働きだったので育児は大変でしたが、両方の両親から頻繁に助けてもらえ、実に幸せな日々を過ごしておられました。そんなAさん夫婦でしたが結婚10年目にして、ちょっとした転機を迎えてしまいます…。

なんとAさんの両親が相次いでお亡くなりになってしまったのです。Aさんには姉もいましたがすでに嫁いでいたため、その地方の風習通りに貯金はA姉さんが、実家をAさんが相続しました。これでAさんは新居と実家、二つの居住不動産持ちということに…。

実家と新居…売却で悩んだ末の結論は…?

そしてAさん夫婦は悩みました。すでに小学生の子供にとっては新居が実家だし、実家に戻れば学区も変わるしお友達も変わる。でもAさんにとってはやはり…。Bさんも両親がいないなら実家不動産に住むのも何も抵抗はありません。どちらを売却すべきか…。

悩んだ末、Aさん夫婦はある決断を下します。子供が大学を卒業するまでは新居不動産に住み、卒業と同時に新居を子供に贈与し、自分達夫婦は実家に戻って暮らす!どの道子供も結婚したら自分達との同居を拒否するだろうし、これも一つの正解かもですね。

おわりに

実家不動産と新居が何100キロも離れてるなら、さすがに片方を売却する話になったのかもしれません。ですが比較的近所だからこそ頻繁に行き来もできますし、今時は親との同居もしませんから不動産が2つあっても問題ないのかもですね♪

関連リンク↓ 不動産!無人の実家で起こった悲劇の話」
/column/yamamotomasayoshi/19557/
 
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