こんにちは。婚活FP山本です。一般的な方の場合、40歳を過ぎると急激に男女とも結婚の可能性が落ちます。これは身を持って経験してしまう現象。だからこそ、40代の婚活はつい目が曇りがちなんです…。今回はまさしくそんな経験をされた方のお話になります。

40代前半でようやく結婚!素直に幸せの日々♪

独身で40代前半の女性Aさんは都内出身、都内在住で都内に通勤し、日々仕事をしながら婚活に励んでおられました。しかしそこは40歳を過ぎた女性。大半の男性からは見向きもされません。ヘコみながらもそれでも結婚を諦められず、婚活を続けました。

そんな日々を送っていたある日、とある飲み会でちょっと年上の男性と運命的な奇跡の出会いを果たしたのです!共通の趣味があった事も手伝ってすぐに意気投合。お互いに結婚も意識してたので半年でゴールイン!しばらくは実に幸せな日々を満喫されました。

夫の「老後は地方の実家で暮らしたい」発言が…

そんな幸せいっぱいのある日、ふとした事がキッカケで「将来どうするか?」という話題になりました。そしてその時、Aさんの夫は「老後は地方の実家に戻って暮らしたい」と言うのです。Aさんにとってはまさに寝耳に水、青天の霹靂でした。なんで今頃そんな話が出るのやら…。

そもそもAさんは生まれてこの方都内から出た事がありません。また定年後を見据えて独立準備もしてたのです。この独立は地方ではとても顧客が見込めない仕事でした。さらにその実家は今は誰も住んでおらず、時折妹さんが様子見に来る程度だったのです。

夢を諦めるか?それとも…?

もちろんAさんは反発しました。「不動産に縛られて生きるなんてイヤ。いくら実家でも誰も住んでないなら売却しましょうよ」と。しかし夫にとってはその地方の実家という不動産は生まれ育った故郷。とても売却は決断できませんでした…。

現在のAさんはこの結婚を少し後悔し、そして悩まれてます。夫の実家、それも地方で生活なんて自分に出来るのか?自分の独立という夢はどうすれば?幸か不幸か、この点以外で夫に不満は一切無いだけに悩みは深まってます。夫の定年時、Aさんはどんな判断を下すのでしょうか…?

おわりに

婚活は焦るほど、追いつめられるほどに細部のことがどうでもよくなります。もちろんその方が結婚に至りやすいので良いのですが、将来設計は細部では済まない問題。実家という不動産は中々売却も難しいですし、地方出身の方と結婚する場合は出戻りの可能性も考慮しておきましょう。

関連リンク↓ 「不動産!無人の実家で起こった悲劇の話」
/column/yamamotomasayoshi/19557/
 
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