マンションチラシで川柳を作ろうとしたら、意外なことがわかった

コラージュ川柳をご存知だろうか？

新聞や雑誌などの言葉を切り抜き、七五調に並べ替えて川柳をつくる遊びだ。

使える言葉を制限することで、考えもしない突飛な組み合わせが面白いとウェブ界隈で評判なのだ。

面白そうなのでリビンマガジンBizでも挑戦したいのだが、新聞や雑誌では特徴がない。

ここはひとつマンションチラシでやってみることにした。

マンションチラシで川柳をつくる

まず大量のマンションチラシから5文字と7文字の言葉を切り抜いていく。

文字の大きさが全く違うのが面白い。

（腕毛が気になる）

そして、組み合わせてみる！

シュールだ。

とてもシュールだ。

ドンドンいってみよう。

対策工事も美しさが問われる時代か…

キッチンなし、出前専用の部屋。

新しい。

字余りだが、力強い決意がある。

傾向が見えてきた

おびただしい数のマンションチラシを分解してみてると、使われている文言に傾向が見えてきた。

「ない」などの否定的な言葉が極端に少ないのだ。やはり広告なので、商品の良さを表現することが重要になる。否定的な表現は少なくなるようだ。

また形容詞が多いのも特徴だ。こちらも商品の特性を強調するのが主たる目的になるためだ。

一方でマンションの規格はどこも似たり寄ったりで、機能や設備に大きな違いはない。そのため、形容詞で工夫せざるを得ないのだろう。

そして理由はわからないが体言止めが多いのも特徴的だった。

七五調にこだわらない

面白い川柳を作ろうとしたら、マンションチラシによく使われる文言についてわかったのは収穫だった。

最後は、七五調のくびきを外して、面白い文章を作ってみる。

パワー強すぎ

そうでしょうね

一戸を買うと、もう一戸ついてくる

いらないよ

それは、困るだろ

担当者どこ行ったんだよ

夜な夜な、不動産好きが集うバー

あなたも一員に加わってみてはいかが？

ストレートなやつきた！

照れますよ

みんなのものなんだね

発展させてみる

ニッチなところから、ご丁寧にありがとうございます。

参勤交代のお知らせ、とかですか？

最後は続きものです。

愛の物語です。