不動産、住まいにまつわる素朴な疑問を検証する、編集部Nの突撃企画第5弾!
今回は嫌悪施設について調査した。
(過去の記事はコチラ)
(第1弾徒歩1分=80メートル 不動産広告の決まりを検証してみた)
(第2弾 水天宮・人形町はCAがたくさん住んでいる噂を検証してみた)
(第3弾 京急糀谷駅もCAがたくさん住んでいる噂を検証してみた)
(第4弾 水曜日のゴルフ場は不動産会社の人だらけか検証してみた)
(シールを貼ってもらう)
100人に聞きました
安眠を妨げる騒音施設、なんとも不快な悪臭施設など、近所にあったら嫌な施設を不動産用語で嫌悪施設という。
なかでも騒音などの実害は無くとも敬遠される心理的瑕疵施設といい、嫌がる度合いに大きな違いがある。
「なんとなく嫌だな…」はっきりした理由はないからこそ、他人との違いがよく分かるのだ。
そこで街行く人に、お近づきにはなりたくない施設を聞いてみることに。
まず事前調査で心理的な要因による嫌悪施設を調査。
嫌悪施設にくわしい不動産会社などに聞いたところ、墓地、葬儀場、刑務所、ラブホテル、そして暴力団事務所が嫌がる人が多いとのこと。
この5つをフリップにまとめて、街行く人々に最も嫌な施設を聞く。
「全部、嫌だ!」という人には、一番嫌なものを答えてもらう。
(答えてもらいやすいように、かわいいイラスト付きにした)
調査開始!
(地道に聞いた)
結果は意外な接戦に
約5時間経過し、目標の100人への聞き取りを達成!
集計を終えて、結果発表!
まず4位タイとなったのは、
4位ラブホテルと刑務所
ラブホテルは女性からの票が多く、
「理由なんて言わせないでよ」というおばあちゃんもいた。
刑務所は「警備が厳重なので、逆に周辺は安全なのでは?」という声もあった。
確かに!
3位は葬儀場
「お墓よりリアル」という声があり、死が身近に感じられるので嫌だという人が多かった。
2位は墓地
「お化けが出そうで怖い」という声が多数。
一方で「いま住んでいる家の近くに墓地があるけど、まったく気にならない」という両極端の反応があった。
そして、、、
1位は暴力団事務所
「物騒だから」「絶対に嫌だ」という声が多数。
「心理的瑕疵じゃなく、実害があるでしょ!」という声もあった。
総表は下記の通り
1位 暴力団事務所 26人(女性14人 男性12人)
2位 墓地 24人 (女性14人 男性10人)
3位 葬儀場 20人 (女性12人 男性8人)
4位 ラブホテル 15人 (女性12人 男性3人)
4位 刑務所 15人 (女性9人 男性6人)
調べてみると、意外なほどに票が割れた。
(実は編集部内では墓地が圧倒的に多いのではという予想だった)
どんなものに心理的瑕疵を感じるかは
人によって千差万別ということが分かった。
ちなみに編集部では、デスクからの視線に心理的瑕疵を感じます。
(できれば引越したいです)