ワンルーム投資会社比較 2022年5月

上場しているワンルームマンション投資企業5(※)社につき、2021年12月期までのデータをもとに、売上、営業利益、純利益、社員数、時価総額、物件販売戸数、物件管理戸数の7つのポイントから比較しました。不動産投資に成功するかどうかは、投資会社がどんな物件を提示するかにかかっています。今人気を集めている投資会社の業績や、サービスの特徴を紐解きます。(リビンマガジンBiz編集部)

※編集部基準

集計方法
・売上、営業利益、純利益、社員数は下記の有価証券報告書より集計
FJネクストホールディングス、エスリード、プロパティエージェント:2021年3月期
プレサンスコーポレーション:2021年9月期
グローバル・リンク・マネジメント:2021年12月期
・連結決算の数値を採用
・2022年5月11日時点の時価総額を集計
・物件販売戸数・物件管理戸数の数値は、各企業の公式ホームページやニュースリリースより集計

 

画像=写真AC

売上&利益&社員数ランキング:プレサンスコーポレーションが1位

 

売上ランキングでは、プレサンスコーポレーションが997億5,200万円と、1,000億円近い売上高を記録して1位となりました。営業利益142億2,500万円、純利益91億6,100万円も、2位のFJネクストホールディングスに2倍近い差をつけています。社員数も681人で1位と、会社の規模自体が大きいのですが、社員数では2位との差が133人となっており、利益率ほど大きな差はありません。このことから、経営効率の良さもうかがえます。

プレサンスコーポレーションはオープンハウスの子会社で、少額投資で気軽に始められる不動産クラウドファンディング「プレファン」や、ファミリータイプマンション「プレサンスロジェ」などを取り扱っています。有価証券報告書においては、経営課題として事業の拡大に伴う優秀な人材の確保を急務として挙げており、コロナ禍ながら景気の良さが伝わってきます。

売上ランキング2位のFJネクストHDは、都心・ワンルームタイプの資産運用型マンション「ガーラ」シリーズのほか、一口一万円からの投資が可能な不動産クラウドファンディング「GALA FUNDING」を手掛けています。

1位プレサンスコーポレーションも、2位のFJネクストHDも、ネットのシステムを活用した少額投資の不動産クラウドファウンディングを取り扱っているのが特徴です。銀行からの融資を受けずに無理なく始められ、万一損失が出た場合もリスクを最小限に抑えられるこのスタイルは、先の読めない今の時代にぴったりで、今後も人気を集めるでしょう。

5社中、最も社員数が少なく、119名の少数精鋭で事業を行っているのがグローバル・リンク・マネジメントです。自社ブランド「アルテシモ」シリーズのマンション開発のほか、「不動産投資を初心者がゼロから理解できる安心ナビ」をコンセプトにした不動産投資ナビ「レイビー」を手掛け、オンラインセミナーなどを開催しています。

時価総額ランキングにおいても、プレサンスコーポレーションが1,020億600万円と圧倒的首位に立っています。また、売上ランキングでは5位だったプロパティエージェントが、時価総額では109億3,200万円と、4位に浮上しています。時価総額は投資家からの将来性への期待も反映されますから、それだけ有望だと思われているのでしょう。

プロパティエージェントは、安心のマンション入居率99.5%以上をうたい、主に東京都心と横浜市内の投資用マンションを販売しています。そのほか、不動産投資に関する有益な情報を発信する「不動産投資Times」や、会員制ラウンジなども開設しています。

 

物件販売戸数&管理戸数ランキング:

 

物件販売戸数においても、プレサンスコーポレーションが4,073戸で1位です。このランキングで目立っているのは売上ランキング3位のエスリードで、物件販売戸数ランキングでは2位、物件管理戸数ではプレサンスコーポレーションを抑えて1位となっています。

エスリードは関西・近畿圏でマンションを供給しており、創業以来47,000戸もの「エスリード」シリーズのマンションを開発、新築分譲マンションの完成在庫ゼロを6年連続で達成しています。近年では投資家からの需要に応えるため、不動産証券化事業への参入も計画・準備しています。

2021年はコロナ禍により、人々の住環境への関心が高まり、不動産の購入者が増えました。しかしながら、現在は物価高や原材料費の高騰、ウクライナ情勢など、先の読めない状況が続いています。ITを活かした手軽な投資か、親切で的確な情報提供か、確かな実績か。どの要素を重視するかで、投資会社選びも大きく変わってきます。よく調査されたうえで、ご自身の投資スタイルに合った会社を選ばれることをお勧めします。

 

順位 会社名 2021年12月期時点
売上(百万円)
営業利益
(百万円)
純利益
(百万円)
社員数 2022.5.11時点
時価総額
(百万円)
物件販売戸数
2021年
物件管理戸数
2021年
1 プレサンスコーポレーション 99,752 14,225 9,161 681 102,006 4,073 22,293
2 FJネクストホールディングス 72,988 7,351 4,983 548 35,028 2,013 21,121
3 エスリード 68,999 7,018 4,506 363 25,379 2,198 30,277
4 グローバル・リンク・マネジメント 30,675 1,677 1,423 119 7,224 836 2,464
5 プロパティエージェント 27,523 2,093 1,170 137 10,932 829 3,709
 
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