住宅建設業界 30歳年収ランキング 2020

上場している住宅建設業種のうち、平均年齢が30歳代の14社(※)を対象に、平均年収が高い順にランキング形式で紹介します。従業員の年齢が若く、年収も高い企業は、フレッシュで優秀な社員を集めることができ、時代に即した柔軟性の高い事業展開につながります。(リビンマガジンBiz編集部)

※注=編集部基準


集計方法

・2019年5月期から2020年4月期までに公表された企業の有価証券報告書から集計

・平均年齢が30歳~39歳の企業をピックアップし平均年収をランキング化

・グループ会社の場合、有価証券報告書で公表されている単体会社の平均給与で計算(賞与を含む)

 画像=写真AC

30代で平均年収600万以上の住宅メーカーは3社

 

1位は去年に引き続き大和ハウス工業でした。従業員の平均年齢は38.9歳と前回調査とほぼ同じ水準、平均年収は918万4,000円と10万円あまりアップしています。ダイワハウス工業は主力ブランド「xevo(ジーヴォ)」をはじめとした戸建住宅や、賃貸住宅、マンションや商業施設などを幅広く手掛ける、住宅建設業界売上ナンバーワン企業です。

同社は2019年に施工不良問題が発覚するなど、一連の不祥事を受けて、企業体質の改革に取り組んできました。2020年からは新型コロナの感染拡大という状況を受け、さらなる体質の変化を迫られています。

しかしながら、オンラインで家づくりを体感できる「Lifegenic(ライフジェニック)」という商品や、在宅勤務に対応できる住宅へのニーズが高まっていることから、パンデミック下での事業拡大にも手ごたえを感じています。そのため、コロナ前に引き続き、若く優秀な人材にとって魅力的な企業となっています。

参考サイト

住宅建設業界 30歳年収ランキング 2019

2位は前回調査で3位だったタマホームで、平均年齢38.8 歳、平均年収644万円と前回より6万円あまりアップしました。タマホームは注文住宅の建築請負を主力としており、ロードサイドの独立型店舗による全国展開と、広告宣伝活動に力を入れてきました。

同社は2019年5月より「タマステップ2021」という中期経営計画を立てて経営を進めていましたが、コロナ禍により新しい中期経営計画の作成と公表を予定しています。見通しは楽観視できないものの、最新の2020年5月期においても売上高・経常利益ともに黒字を維持し、堅調に推移しています。コロナ感染者を出さないよう注意深い経営を続けるなど、従業員の安全面に最大限に配慮する姿勢は、若く優秀な人材から好感を得られそうです。

3位は東建コーポレーションで、平均年齢39.91 歳、平均年収は633万円8,000円となりました。東建コーポレーションは、土地の有効活用を目的としたアパートや賃貸マンションなどの企画提案、および建築請負を主な事業として行っています。

コロナウイルス感染拡大以後の景気悪化により、売上高・営業利益・経常利益ともに前期を下回る結果となりました。しかし、不動産賃貸事業においては、サブリース経営代行システムや、賃貸物件検索サイト「ホームメイト」の改修などにより売上増となっており、今後の経営立て直しの基軸となっていきそうです。

コロナ禍の現況における住宅建築業界の状況は厳しいものがあります。しかし、若い戦力が多い企業はそれだけ事業のオンライン化やリモートワークに対応しやすく、新時代を切り開くポテンシャルを秘めています。今後は従業員だけではなく、経営陣においても、新しい世界や生活様式に対応するためのより柔軟な姿勢が求められていくでしょう。

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住宅建設業界 30歳年収ランキング 2020

集計方法

・2019年5月期から2020年4月期までに公表された企業の有価証券報告書から集計

・平均年齢が30歳~39歳の企業をピックアップし平均年収をランキング化

・グループ会社の場合、有価証券報告書で公表されている単体会社の平均給与で計算(賞与を含む)

 
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