不動産を売却するときには、ほとんどの人が不動産会社に頼ることでしょう。できるだけ物件を高く売却してもらうために、良い不動産会社を見つけるだけでなく、良い関係を築くことが大切です。白々しくおべっかを使う必要はありませんが、クライアントだからと威張った態度をとると、マイナスな印象を与えてしまいます。自然な態度で、不動産会社と良い信頼関係を築くには、ちょっとしたコツが必要です。

なんでもかんでもメールで連絡を済ませない

忙しい日常生活を送っていると、メールで用事を解決してしまいがちです。簡単な要件や、どうしても不動産会社に訪問できないときに、メールは利用するようにしましょう。メールで大切な内容が漏れていたり、数字が間違っていたりすると、逆に面倒なやり取りになってしまいます。また、お互い勘違いしたまま契約が進行してしまっては、後になってトラブルが起こってしまうでしょう。物件売却がスムーズに行われるためにも、できるだけ顔合わせをして信頼感を高めましょう。

不動産会社の担当者の忠告などをすべて受け入れる

売主が不動産を売却するときは、つい主観的な意見を不動産会社に押し付けがちです。その割に、プロの意見を聞き入れないクライアントが多いものです。不動産会社は、クライアントが満足できるサービスを提供しようと努めますので、丸ごとアドバイスを受け入れて損はありません。同時に、不動産会社も役に立てたことにやりがいを感じ、お互い良い関係を築くことができるようになるのです。

自分が売却したい物件の情報をハッキリと伝える

物件を売却するときは、物件の築年数や希望価格をしっかりと伝えることが大切です。隠したり嘘をついても何もいいことはありませんし、不動産会社に素直に相談することで、できる限りの努力をしてくれるでしょう。不動産会社は、売却物件のメリットやデメリットを知ることで、査定がしやすくなります。また、素直に話すことで、不動産会社に信頼を与えることができ、親切なサービスが受けられるでしょう。

不動産会社と信頼関係を築くには、素直にアドバイスを聞き入れながら、売却物件の紹介をすることです。それには、不動産会社とオープンに接することが大切です。また、お互いをよく知るためにも、直接店内で話し合うことで信頼関係を深めることができるでしょう。

 
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