海外の物件の内装を見ると、必ずと言っていいほど天井からぶら下がっているあの扇風機のようなもの、通称『クルクル』。あれは実際のところ、どのような効果があるのでしょうか?

正式名称は『シーリングファン』

通称:クルクルの正式名称は『シーリングファン』、和名は『天井扇』です。海外の物件では、リビングやベッドルームには必ずと言っていいほど天井に取り付けられています。物件によってはキッチンの上や軒が大きく出たウッドデッキの天井にもついています。

取り付ける効果は?

一般的な扇風機は夏場のみの活躍ですが、このシーリングファンは一年を通して活躍してくれます。

シーリングファンの役目を一言でいうと、その空間の空気を循環させることによって室温を均一に保つことです。これによって冷暖房の効き目を上げてくれます。夏は冷たい空気が上にたまり、湿った暖かい空気は下に溜まりがちです。反対に冬になると暖かい空気は上に停滞してしまい、ひんやりとした冷たい空気は下に留まりがちです。そうした2層状態を解消し、室内の上部・下部の温度差を均一にしてくれます。

メリットは?

シーリングファン設置のメリットは、やはり省エネ効果があることです。先ほど解説しましたように、冷暖房の効率を上げる効果がありますので、省エネ・節電に繋がります。

また、最近では様々なデザインのものが販売されており、よりお部屋のインテリアによく合うものの選択肢が増えています。特に海外では定番の家電なので、本当に多種多様なデザインのものがあります。

その他にも室内干しの乾燥効率を上げてくれます。早く乾きますので、室内干し特有の臭いを防いでくれます。加えて、湿度を均一にしてくれますので、クロスの剥がれ防止にもなります。特に冬は乾燥しますので、木がズレてしまいクロスがはがれてしまう場合があります。こういったことを防いでくれる効果が期待できます。

デメリットは?

では反対にデメリットはどうでしょうか?節約にもなる優秀なシーリングファンですが、最大のデメリットが『掃除』にあります。吹き抜けに設置している場合、2階から届く場所にあればモップでホコリを取り除くことができます。しかし完全には取れませんし、回し初めにはやはり多少なりともホコリが舞い落ちます。

特に夏回転から冬回転への切り替え時、冬回転から夏回転への切り替え時は要注意です。それまでの反対の回転を始めますので、羽に溜まっていたホコリが一斉に舞います。間違えて回してしまった時などは、雪のようにホコリが舞い降りてきますので最悪です。そんなことがない様、マメなお掃除と掃除のしやすい設置場所の検討が必要です。

その他にも、天井が低い場所に設置すると圧迫感を感じてしまいます。また正直『慣れ』の問題でもありますが、近い場所で回転している姿を見ていると恐怖感を感じてしまう時もあるかもしれません。

最近では日本の物件でも見かけるように

最近のお宅には設置されているところもだいぶ増えてきました。それに伴い、様々なデザインが誕生しています。中でもメンテのしやすさを求めるならば、『昇降式』にものがおすすめです。ダイニングに設置する際は、ホコリに油分が加わるとモップでは安易に取れませんのでご注意ください。

 
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