不動産投資先として世界的に人気を誇っている【ハワイ】。どうしてこんなにも人気があるのでしょうか?その魅力は何なのか、探ってみました。

観光地としても投資先としても人気の【ハワイ】

青い海・白い砂浜・心地よい風・緑豊かな山々に親しみやすいロコたち…。ハワイの魅力を挙げだしたらキリがありませんが、とにかく日本人の人気観光地として不動の地位を築いています。その良さを理解するのは日本人だけでなく、今や世界中からたくさんの観光客が飛行機を乗り継いで訪れています。

それだけでなく、不動産の投資先としても人気があります。その証として、2001年のアメリカ同時多発テロ事件が起きた時も、2008年のリーマンショックが起きた時でさえ、ほんのわずかに価格が下に振れただけでした。すぐに持ち直しその後は順調に推移しています。では、その人気の秘密は何でしょうか?

秘密その1 『世界有数の人気観光地』

ハワイは言うまでもなく、世界有数の人気観光地の一つです。コバルトブルーの果てしなく続く海に、青い空・心地よい潮風・色鮮やかな花々などが特徴の島です。また、常夏の島であるため夏の平均気温は29度、冬は平均25度と年間を通して過ごしやすい気候も人気の秘密でもあります。

ハワイへの渡航者は年々数を増やしており、2014年以降からは800万人を大きく超えるようになりました。参考までに、ハワイの人口は約150万人ほどです。この数字と比べれば、いかに渡航者数が多いかが一目瞭然かと思います。

また日系移民が多く移住した歴史があるため、英語圏にもかかわらず日本語が通じやすい親日的な都市でもあります。海外にも関わらず、日本人が安心して生活できる環境が整っているということもまたポイントです。

秘密その2 『ニーズの多さ』

ハワイの物件を利用する人は様々です。私たちのような観光客でも、数泊の短期滞在から数か月単位で滞在する長期滞在の2通りがあります。その他軍関係者・留学生・ハワイ居住者などからのニーズがありますので、不動産投資において一番のリスクである『空室リスク』を最小限に下げることができます。

秘密その3 『不動産市場が活発』

ハワイの不動産市場はとても活発です。いつでも世界各国から購入希望者が集まる巨大なマーケットで、売買がとても頻繁に行われています。つまり、何か起こっても比較的現金化しやすいというわけです。加えて、アメリカ人はライフスタイルに合わせて平均して7年に1度家を買い替え、一生のうち3回は引っ越しをすると言われています。そんなアメリカならではのエッセンスも加わり、さらに活発なマーケットになっているわけなのです。

秘密その4 『外国人でも購入しやすい』

実は外国人(非居住者)が外国の不動産を購入することができる国はとても限られています。一般的に知られている外国人でも購入可能な海外不動産は、日本・米国・ニュージーランド・フランス・ドイツ・英国・アイルランド・イタリア・スペインが挙げられます。これ以外の国では購入できないことが多いです。さてハワイでの不動産購入に関してですが、もちろん外国人(非居住者)でも購入することができます。名義はあなた名義の不動産です。(国によっては、必ずしも購入者の名義になるとは限りません)

そして特別な事情がない限り、売主側・買主側の双方にエージェントがつき、第三者機関のエスクローがその間に入りますので安心・安全な不動産購入手続きができるように整備されています。不動産1つに対する金額が大きな買い物ですので、こうした環境がきちんと整えられていることはとても大きな安心材料となります。

秘密その5 『節税対策』

芸能人や不動産投資家など、ある程度以上の貯えをもっている人は必ずと言っていいほど、ハワイの不動産を所有しています。それはどうしてだろうかと思った事はありませんか?ただただ『お金がたくさんあるから』という一言では済まされない、もう一つの理由があるのです。それが『節税対策』なのです。

キーワードは『減価償却』です。減価償却を簡単に説明しますと、あなたが取得した不動産は時の経過とともに劣化します。従って減価償却費の対象となるのは、『劣化するもの=建物』となるわけなのです。つまり、『劣化しないもの=土地』は計上することができません。

では、『減価償却』の何がポイントなのか?それは、土地:建物の比率にあります。日本の場合は土地の価値が大きく、主に[土地:建物=8:2]の比率が多く用いられています。しかし一方でハワイでは、[土地:建物=2:8]という物件を多く見かけることができます。建物比率が高い物件を探せば減価償却を多く計上することができますので、節税対策となるというわけなのです。

通常減価償却費を費用計上すると、税務上の不動産所得が赤字になることが多いです。しかし不動産所得はその他の所得との「損益通算」も可能なのです。つまり、日本の税制をフル活用して日本で支払う所得税や住民税などといった課税分を節約することができるのです。高額納税者なら、このメリットは一段と大きくなります。

ハワイ人気の秘密は【常夏】なだけじゃない

不動産投資先として世界的に人気を誇っている【ハワイ】の魅力をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?近年は、トランプ次期米国大統領への期待感のふくらみなどから緩やかな円安傾向にありますが、それでも日本人からの人気は途絶えません。高額と言われているものの、探せば手頃なものもありますので探してみてはいかがでしょうか?

 
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