ごきげんよう、雅庵です。
高齢者詐欺の手口や予防方法を、落語でわかりやすく紹介している、政府広報オンラインがあるのをご存知ですか?
2020年のオリンピック詐欺や還付金詐欺など、お孫さんとのやり取りで紹介しています。
高齢者を狙った詐欺犯罪の予防には、家族との会話が大切だと感じます。
さて、前回の続きですが、両親の住まいを売却する場合にどんなことをしなければならないのか、ご案内します。
大きな流れとしては、次になります
1. 不動産の査定
2. 不動産会社へ依頼
3. 売却先を探す※
4. 売買契約
5. 引き渡し
【不動産の査定】
両親の住まいが、いくらの価値があるか査定してもらいます。ご自身も小さい時に生活し思いがある住まいは、なるべく高く売却したい気持ちがあると思います。
しかし、ここは現実をしっかり見つめ不動産会社に依頼してください。
また、査定価格が不動産会社で違うことがあります。信用のおける不動産会社を見極める為にも、不動産会社は1社ではなく、何社か相談してみてください。
【不動産会社への依頼】
不動産の売却を依頼する場合は、次の3つの方法があります。
1. 専任媒介契約
2. 専属専任媒介契約
3. 一般媒介契約
1と2の専任媒介契約、専属専任媒介契約は、1社の不動産会社にお任せする方法です。契約した会社が、直接お客様や他の不動産会社へ情報を発信します。
3の一般媒介契約は、複数の不動産会社と契約をする方法です。それぞれの不動産会社が情報発信します。
いずれの方法も、不動産会社への報酬の違いはありません。それぞれメリット、デメリットを考え、ご自身にあった契約方法を見つけてください。
【売却先を探す】
契約先の不動作会社が、契約先を探します。
【売買契約】
購入者との売買契約を結びます。登記や権利の移転手続きなど書類を作成します。
さらに、売却する不動産の状態を説明し、共有します。引渡し時期も決定します。
【引き渡し】
建物がある場合は、カギを引き渡します。