内覧希望者に伝えるべきポイントとは

一戸建てやマンションなどマイホームを売却する際の内覧では、訪れた人に所有する物件の良いところをアピールするため、ついついアレもコレもと情報をたくさん伝えてしまいがちです・・・。もちろん買い主にとって物件の情報は隅々まで知りたいところですが、いきなりたくさんのアピールポイントを言われても覚えきれませんし判断できません。またアピールポイントを聞くばかりではなく、いろいろと質問したいこともあるでしょう。そこで内覧の際にアピールしたい情報を整理しておけるよう、内覧者に伝えるべきポイントをご紹介していきます。


内覧者に伝えるべき3つのポイントとは

では内覧者に伝えるべき3つのポイントをチェックしていきましょう。■近所付き合いや周辺の住人についてマンションであれば上下階や隣の部屋の住人の情報を伝えてあげましょう。たとえば『隣は老夫婦で基本的に静か』や『上の階はファミリーで小さな子供がいるけど夜は静か』といった情報です。また一戸建ての場合は、周囲の住人の特徴や、世話好きでなんでも相談ができる人がいれば伝えてあげましょう。■周囲の生活環境について買い手も自分で周辺を見渡せばチェックできるので、買い物に便利なスーパーやコンビニなどの情報は簡単に伝えるだけで大丈夫。それに加えて伝えてほしいのが周辺の道路状況や交通機関の情報。たとえば『出勤時にはこの道が混む』や『帰宅時はこっちの道から帰ると早い』など。■マンションや自治会などの管理について期間毎に掃除当番がまわってくるなど、一戸建てであれば自治会などの活動状況を教えてあげましょう。またマンションであれば管理人が定期的に巡回などしているかや、ゴミ出しの場所は整頓されているかといったポイントも伝えてあげましょう。


住人にしかわからないことを伝えよう!

買い主になるかもしれない内覧者に、伝えるべき3つのポイントをご紹介しました。もちろん不動産物件として大切な、家の設備や特徴も伝えたいでしょう。しかしそういったアピールポイントは、後からゆっくりと伝えても大丈夫です。そもそも仲介をお願いしている場合は、不動産会社の担当者からも物件の情報は伝えてもらえます。それよりも内覧者には、実際に住んでいる人にしかわからないことを伝えること。それが買い手にとっては何よりも重要な情報です。

 
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