実際に起きている空き巣被害の件数とは?


まずは実際に起きている侵入窃盗、いわゆる空き巣被害の件数をご紹介します。2002年に刑法犯認知件数が戦後最悪となる285万件を突破。現在は減少傾向にあるものの、依然として空き巣被害は日々数多く発生しています。住宅を対象とした侵入窃盗をみれば、2015年は46,091件も発生。なんと一日あたりに換算すると、驚きの約126件も発生しています。被害自体は減少傾向にありますが、一戸建てやマンションなどを選ぶ際に防犯対策は重要なファクターとなります。

防犯に適したお家を選ぶときのポイントとは

夢のマイホームを手に入れたが泥棒に入られた・・・。なんてことにならないためにも、防犯に適したお家を選ぶときのポイントをご紹介していきます。マンションに比べると自由度がある一戸建ての場合は、より防犯を意識して物件を選ぶ必要があります。まずは家を買う・建てる地域の治安をチェックしておきましょう。犯罪発生率を警察のホームページでチェックしたり、信頼できる不動産屋さんであれば直接聞くのもアリです。そして家を選ぶときのポイントは、敷地に周囲から見えない死角があるかをチェックすることが大切です。とくに人通りの少ない場所や周辺に民家がない場所は注意が必要で、家の中を見られたくない気持ちから敷地を囲う壁を高くしてしまいがちですが、防犯という観点で考えると泥棒が隠れる場所を提供しているのと同じになるのです。そのため最近では大手が建てる新築物件は防犯を考え、そもそも壁がないことが多いです。また敷地内を歩くときにジャリッと足音がするため、周囲に砂利が敷き詰めてあるお家もオススメです。



不動産を購入してから自分でできる防犯対策とは?


防犯という観点からお家を選ぶことが大切と説明してきましたが、すでに不動産を購入してからでも自分でできる防犯対策があります。たとえば防犯カメラの設置。今はカメラの価格も下がり、一般家庭にも普及しやすくなりました。またそれも金銭的に不可能であれば、精巧に作られたダミーの防犯カメラも販売されており、価格も安く防犯対策として有効な手段となっています。また夜間に人を感知して自動でつく照明も防犯対策にオススメです。もちろんセキュリティー会社と契約するのもアリで、防犯センサーなどを設置すればより強固な対策に。ということで、家を購入してからでもできる防犯対策をご紹介しました。

 
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